2020年F1トルコGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは12番手だった。

　雨に見舞われたこの日、ベッテルはQ1では2分03秒356、Q2では1分55秒169で12番手となり、Q3進出は果たせなかった。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル　予選＝12番手
　単純にタイヤに熱を入れることに苦労していた。こういう状況では2、3度の温度差が大きく影響する。今日は残念ながら自分たちのポテンシャルを最大限に発揮することができなかった。エクストリームウエットは僕らが最も苦手とするコンパウンドなんだと思う。マシン自体には12番手より優れた力がある。でもこのコンディションではそれを発揮できなかった。

　明日の決勝は中団からのスタートになるとはいえ、面白くなりそうだ。このコースの路面は今まで経験したことのないものだ。2012年のオースティンは例外としてね。あの時も舗装が新しかった。

　昨日のドライコンディションでは走るのが難しかったが、同時に楽しくもあった。楽なレースにはならないだろうけど、このグリッドからなら間違いなく順位を上げる余地はある。

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