最新記事
- 【つぶやきグラ天】追い出される者の意地
- F1日本GPで世界初披露。レゴブロックで制作さ...
- 2024年F1日本GP、国歌独唱は航空中央音楽隊の...
- 【F1第3戦無線レビュー】前戦の欠場、手術か...
- ウイリアムズF1、『Williams Racing Fan Zone...
- 鈴鹿サーキット、F1日本GP終了後に応援のぼり...
- レッドブルF1オリジナルキーホルダーをゲット...
- レッドブル専用VIPラウンジの名称は『Red Bul...
- F1日本GP公式PRイベント「F1 Tokyo Festival...
- 毎戦ピット作業トラブルに見舞われるキック・...
- F1日本GPに向けて開発を急ぐフェラーリ。代表...
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
国際人権団体がF1サウジアラビアGP開催案を厳しく非難「人権侵害をスポーツの印象で洗い流すことに加担」
2020年10月30日
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、2021年にサウジアラビアでグランプリを開催するとしたF1の計画について、F1の商業権保有者であるリバティ・メディアに対し、同国の人権侵害に関する深刻な実態を『スポーツウォッシュ』(スポーツの印象で洗い流す)しないようにと呼びかけた。
月曜日、F1はジェッダの市街地コースで行われるレースを含む2021年の暫定カレンダーを各チームに提示した。このカレンダーが実現すれば、これがサウジアラビアで行われる初めてのグランプリとなる。
リバティ・メディアは、2020年シーズン開幕に先立って国営石油会社『アラムコ』との長期にわたるグローバルスポンサーシップ契約を結んでおり、サウジアラビア王国との商業関係はすでに始まっている。
F1は、2023年から使う専用コースについてもサウジアラビアと協議を進めている。首都リヤド郊外のキディヤに建設される予定で、元F1ドライバーのアレックス・ブルツが設計を担当した。
来年ジェッダで行われるレースは、F1を今後長期にわたってキディヤの新複合施設に留め置くための前哨戦として期待されている。しかし、サウジアラビアにおける人権侵害を糾弾する活動を長く展開してきたアムネスティ・インターナショナルは、「傷ついた評判の回復」にスポーツを使おうとする同国の目論みを非難している。
2020年夏には、サウジアラビアが支援する政府系投資ファンドPIFを含む事業連合が、イギリスのサッカークラブであるニューカッスル・ユナイテッドを3億ポンド(約405億3000万円)で買収しようと試みたが、後に取引から撤退している。
「F1は、2021年にサウジGPが開かれた場合、サウジアラビアにおける深刻な人権侵害の記録をスポーツで洗い流そうとする同国の継続的な試みに加わることになると認識すべきだ」と、アムネスティ・インターナショナルUKのヘッド・オブ・キャンペーンを務めるフェリックス・ジェイキンスは語った。
「ニューカッスル・ユナイテッドの買収失敗は、当然のことだがサウジ当局のこうした試みが終わったことを意味しない。彼らが引き続き、ひどく傷ついた同国の評判を回復する手法として一流スポーツに目をつけているのは明らかだ」
「女性が車を運転しても逮捕されないという規則がようやく鳴り物入りで制定されたにもかかわらず、当局は最近、ルージャイ・アル-ハスルールやナシマ・アル・サダなど女性の権利を求める主だった活動家たちを拘束したうえ、拷問を加えた」
「サウジGPがこのまま開催されるとしたら、最低でもF1は関連するすべての契約において全職種の労働基準が厳しく保たれること、すべてのレース関連イベントがあらゆる人に区別なく開かれることを求めるべきだ」
ジェイキンスは、グランプリレースに携わるすべての関係者に対して、サウジアラビアへの批判を支持するよう呼びかけた。
「ジェッダでのレースに先立って、我々はすべてのF1ドライバー、オーナー、チームに対して、同国の人権の現状について声をあげること、投獄されている人権擁護者たちへの連帯を表明することを呼びかけたい」
サウジアラビアがF1の開催地図に載れば、今後の論争は不可避となる。しかし、これまでも非政治的な組織であることを正当に主張してきたF1は、一方で中国、ロシア、バーレーンといった人権を踏みつけて物議を醸すような地域から撤退したことは一度もない。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |