最新記事
- FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の...
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーの...
- フェラーリF1、HPとの複数年のタイトルパート...
- ペナルティに憤慨するサージェント「誰も僕に...
- F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検...
- アルボンのホームGP誕生か。F1がタイでの開催...
- フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用す...
- フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリ...
- 突然の「奇妙な」失速。上海でのペース不足に...
- フェルスタッペン陣営との交渉を仄めかすメル...
- メルセデスF1、2026年のフェルスタッペン獲得...
F1トスカーナGP木曜会見(3):「やりがいを感じたから、この決断を下した」引退も頭をよぎったベッテル
2020年9月11日
2020年限りでのセルジオ・ペレスのチーム離脱が発表された翌日の9月10日、レーシングポイントは、セバスチャン・ベッテルと2021年から複数年契約を締結したと発表した。
伝統あるチームのフェラーリから、この10年間で一度も優勝した経験がないレーシングポイント(2021年よりチーム名をアストンマーティンに変更)への移籍はステップダウンのようにも映るが、ベッテルは「この決断は自分にとってベストだと信じているし、それを証明することを楽しみにしている」と、この移籍をポジティブにとらえている。
というのも、ベッテルはフェラーリから今シーズン限りで契約を終了すると伝えられた後、F1を引退することも脳裏をかすめた時期があったからだ。ベッテルはどれくらい引退を真剣に考えていたのだろうか。
「どうだろう……どれくらい(引退に)近づいていたかはわからないけど、あれこれいろいろと思いを巡らせていたという点では(引退に)近づいていたと言えるかもしれない。僕にとって何がベストかを考えに考え抜いて出した結論がこの決定だった」
ただし、その決断は決して簡単なものではなかった。
「この数カ月、特に最後の数週間は、僕にとってかなりタフな時間だった。というのも、今回の交渉はこれまで経験したことがない新しい状況だったからね。でも以前にも言ったように、そこにやりがいがあると感じたし、僕はF1に残りたいと思っていたから、最終的にこの決断を下した」
ベッテルにとって、その『やりがい』とは何なのか?
「なんと言っても、(2022年から導入される)レギュレーションによって、F1がこれまでよりも平等な立場で戦えることが期待できるからだ。ほとんどのチームが同じ予算でマシンを開発し、レースを戦うのはおそらく初めてのことだと思う。そのチームを助けるために僕ができることは何でもやりたい。もちろん、今年の(レーシングポイントの)パフォーマンスが一戦ごとに確実に上昇していくのを確認できたことも、とても励みになった。いまはとても興奮しているし、楽しみにしている」
そして、ベッテルはこんなことも明かした。
「オットマー(・サフナウアー/チーム代表)のことは10年以上前から知っているから、契約する前にいろいろ質問したよ」
そう、シルバーストンでサフナウアー代表のフェラーリに乗ったのは、ガソリンスタンドへ行くことが目的ではなかった!!
(Masahiro Owari)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |