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ピレリ、柔らかめのタイヤパフォーマンスに満足「数多くの戦略とスピードが見られた」

2019年12月2日

2019アブダビグランプリ決勝
最終戦アブダビの表彰台は1ストッパーと2ストッパーに

2019年12月1日、アブダビ
 メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミディアム〜ハードと繋ぐ1ストップ戦略で今シーズン最終戦を制しました。2位を獲得したレッドブルのマックス・フェルスタッペンもおなじ戦略を採りました。


 3位でフィニッシュしたフェラーリのシャルル・ルクレールは、ミディアム〜ハード〜ソフトと繋ぐ2ストップ戦略を採り、接戦となったレース終盤においてソフトタイヤのスピードアドバンテージを活かしました。

キーポイント

・ポールポジションからスタートしたハミルトンは、一度もトップの座を譲ることなく、55周のレースをトラブル無く走り切りました。ハミルトンに続く表彰台をめぐっては、接戦が展開されました。ハミルトンは、ポールポジション、優勝、ファステストラップのグランドスラムを達成しました。


・フェラーリの両ドライバーは、スタートから異なる戦略を採っていましたが、最終的にはともに2ストッパーとなりました。1回目はおなじタイミングでピットストップを行った両ドライバーは、使用の順番は異なるものの、ともに3種類のコンパウンド(ハード、ミディアム、ソフト)を使用しました。


・グリッドペナルティによって最後方からスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタスは、4位でフィニッシュしました。ボッタスは、ミディアムによる長いオープニングスティント走行後、ハードへ交換し、表彰台へあと一歩のところまで追い上げました。


・トロロッソのピエール・ガスリーが最長スティントを走行しました。スタート直後の接触を受けて、1周目でハードへ交換したガスリーは、フィニッシュまでの52周(2周遅れのため)をハードで走行しました。


・トップ10で5種類の異なる戦略が見られました。


・2009年以来のレースラップレコードが、ハミルトンによって更新されました。ハミルトンは、ハードタイヤを使用して、残り2周時点でファステストラップを記録しました。

各コンパウンドのパフォーマンス

・ハード C3:ルノーのニコ・ヒュルケンベルグを除く全ドライバーが使用しました。ヒュルケンベルグは、自身F1最後のレースを12位でフィニッシュしました。


・ミディアム C4:アブダビの低下していく温度の下、耐久性と性能間の卓越した妥協点を示すミディアムタイヤは、スタートタイヤとして主流となりました。


・ソフト C5:タイヤレンジ中で最も柔らかいコンパウンドは、アブダビの厳しいトラックに対応し、燃料満タンのレース序盤においても10周以上の走行で使用されていました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「タイヤの観点では、我々のタイヤレンジ中で最も柔らかい柔らかい組み合わせのパフォーマンスに満足しています。長いスティント、低いデグラデーションレート、数多くの戦略とスピードが見られ、10年前に記録されたレースラップレコードが、多くの周回を重ねたハードタイヤによって更新されました」


「こうした点は、今シーズンのFormula1の継続的な性能向上を示しており、今後も留意しておくべきことと思います。これから我々はヤス・マリーナに留まり、2020年以降のタイヤテストに臨みます。火曜日と水曜日には、全チームが2020年型タイヤを試し、現行の2019年型タイヤとの違いを検証します」


「その後、我々の今シーズン最後のタイヤテストにおいて、2021年に向けた18インチタイヤをテストします。際立った今日の勝利のみならず、今シーズンのチャンピオンを獲得したハミルトンとメルセデスを讃えたいと思います」

■2019年F1最終戦アブダビGP レースインフォグラフィックス


2019年F1最終戦アブダビGP レースインフォグラフィックス
2019年F1最終戦アブダビGP レースインフォグラフィックス

2019年F1最終戦アブダビGP レースインフォグラフィックス
2019年F1最終戦アブダビGP レースインフォグラフィックス

■コンパウンド毎のラップタイム上位:

・ハードタイヤ
ルイス・ハミルトン:1分39秒283
バルテリ・ボッタス:1分39秒715
マックス・フェルスタッペン:1分41秒119


・ミディアムタイヤ
セバスチャン・ベッテル:1分40秒128
カルロス・サインツJr.:1分41秒294
ダニール・クビアト:1分42秒222


・ソフトタイヤ
シャルル・ルクレール:1分40秒442
ダニエル・リカルド:1分41秒190
セバスチャン・ベッテル:1分43秒234

■最長スティント:

・ハードC3:ピエール・ガスリー 52Laps
・ミディアムC4:セルジオ・ペレス 37Laps
・ソフトC5:ランス・ストロール 22Laps



(ピレリジャパン プレスリリース)




レース

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ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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