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ホンダ本橋CE予選後インタビュー:「ロングランも悪くないし、2台入賞したいですね!」/F1アメリカGP

2019年11月3日

 F1第19戦アメリカGP予選でピエール・ガスリーが、第17戦日本GPから3戦連続のQ3進出。ダニール・クビアトは11番手タイムを抹消されたものの、13番グリッド。最近のトロロッソ・ホンダは、着実に予選で速さを見せられるようになってきた。明日のレースでは、その速さがどこまで結果に反映できそうか。ホンダの本橋正充チーフエンジニアに、予選での戦いを振り返った。 


──ガスリーが3戦連続で、Q3進出。クビアトもタイム抹消がなければ、11番手タイムでした。
本橋正充チーフエンジニア(以下、本橋CE):
そうですね。初日から二日目にかけてコンディションが少し変わって、風向きも変わったりした中で、わりといいパフォーマンスが見せられたと思います。タイム抹消は残念でしたけど、戦えるクルマにはなっています。


──メキシコに続いて、初日から好調。ただFP3は、少し手こずりましたか?
本橋CE:
ええ。さっき言った風向き変化で、少しタイヤの使い方が違ったりした。そこをうまいところに持って行くのに、やや手こずっていました。それと初日からのセットアップ変更が、今日の風向きに必ずしも合っていなかった。でも予選に向けては、だいぶ改善されたと思います。


──メキシコでは2台がソフトタイヤでスタートして、ともに苦戦を強いられました。ただ今回のピエールは、「そんなに心配してない」とのことでした。さらに初日にハードタイヤでのロングランも、こなしています。
本橋CE:
確かにメキシコではソフトでかなり苦しんだんですが、今回はFP1からFP2にかけて、ずいぶん学習できた。ハードやミディアムも、デグラデーションがそんなに悪くない。なので明日のレースでは、いいところに行けるんじゃないかと思っています。


──今週末はここまでクビアトがガスリーに対して、ちょっと劣勢にあるイメージです。
本橋CE:
まあ、特に理由はないんですが、ちょっとしたミスが大きくタイムに響いている感じですね。ここは特に、そういうサーキット特性ですし。あとここはドライバーによって、コース取りが違ったりする。バンプをどう避けるかとか、タイヤの劣化次第で走り方も変わったりとか。その辺を、学びながらやっていますね。

■後半戦を戦うなかでトロロッソのパッケージは着実に進化


2019年F1第19戦アメリカGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第19戦アメリカGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

──ふたりの話を聞いていると、クビアトの方がバンプにより苦労している印象です。
本橋CE:
その通りだと思います。


──ガスリーがここ数戦好調なことについて、「特にパッケージは大きく変わってないけど」と、ガスリーが言ったら、フランツ・トスト代表は「車体は毎戦のように改良しているし、ホンダも進化している。新燃料も、投入された」と、反論していました(笑)
本橋CE:
着実にパッケージとして進化していますし、新燃料の投入もエンジンパワーを出すために、もちろん貢献してくれています。必要なところにパワーを出す助けには、十分なっています。鈴鹿以降のパワーユニット(PU/エンジン)+燃料は大きなアップデートというわけではないですが、十分なパワーを引き出せるようになっていますね。


──中団グループの接近戦の中では、それは大きいですよね。
本橋CE:
大きいと思います。ちょっとしたパワーアップだったり、レース現場での適切なチューニングだったりが、結果にしっかり反映される。とにかく取りこぼしのないようにして行かないと、これだけ拮抗した中で前に出られません。


──明日のレースでは、2台入賞行けそうですか?
本橋CE:
そうですね。ロングランも悪くないし、タイヤもそれほど心配しなくていいかなと思っています。明日こそは、2台ポイント獲得行きたいですね。もちろんレースは何が起きるかわからないですから、それにしっかり対応できるよう備えて行きます。



(Kunio Shibata)




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