Toro Rosso関連記事
- 角田裕毅、スプリント予選19番手「今までこれ...
- 【角田裕毅F1第4戦分析】「12番手からアグレ...
- 角田裕毅がもたらした“価値ある1点”を喜ぶ代...
- ホームGP初入賞の角田裕毅「僕にとって特別な...
- リカルド予選11番手「Q2落ちは悔しいが、0.05...
- 角田裕毅が予選10番手「母国でQ3に進めてうれ...
- 期待に応えた角田裕毅。すごく乗れているノリ...
- 角田裕毅、ドライで9番手「ペースの良さを示...
- 角田裕毅「ポイント獲得が最優先」入賞の鍵は...
- リカルド18番グリッドから12位「パニックにな...
- 今季初入賞を喜ぶRB代表「裕毅は速さを発揮し...
- リカルド、トラックリミット違反でQ1敗退「18...
ガスリー初日インタビュー:レッドブルの半年間をすべてリセット。「馴れるのにしばらく時間がかかった」/F1ベルギーGP
2019年8月31日
トロロッソへの降格後、初めて公の場に姿を見せた木曜日のピエール・ガスリーは、さすがに表情が固く、終始うつむき加減だった。それが初日フリー走行がおわった直後の囲みでは、久しぶりに乗ったトロロッソのマシンバランスに必ずしも満足できていなかったにもかかわらず、走る喜びを再び見出したように見えた。
————————————
――半年ぶりのトロロッソマシンの感想は?
ピエール・ガスリー(以下、ガスリー):すべてが違っていた。ステアリングやブレーキペダルの感触、スロットルの開け方もまったく違うものだから、馴れるのにしばらく時間がかかったよ。レッドブルで習得したものを、いったんすべてリセットする必要があったというのかな。
スタッフも新しい顔ぶれが何人もいて、彼らとの仕事のやり方も再構築しないといけなかった。でもクルマには、1周ごとに馴染んでいったよ。フィーリングも、どんどん良くなっていったしね。
――レッドブルと違うのはもちろんのこと、1年前のトロロッソともまったく違っていたということですね。
ガスリー:そうだね。技術レギュレーションが大きく変わったから、それは予想していた。それと純粋な戦闘力という点でも、レッドブルのレベルにはない。グリップも低いから、運転の仕方も必然的に変えないといけない。
だからこの6カ月で学んだことを、一度すべてやり直す必要があった。さらに今日は走り始めから、マシンバランスがよくなかった。だからいつも以上に、やることが満載だったよ。
――絶対的なダウンフォースの量が、両チームのマシンではかなり違うでしょうね。
ガスリー:だと思うけど、僕が最後に乗ったレッドブルのマシンはハンガロリングだからね。セッティング自体がかなりハイダウンフォース仕様だったから、それと今回のトロロッソのダウンフォースレベルと比較するのはフェアじゃないよね。まだ初日が終わったばかりだし、アタックラップでの挙動の違いとか、ロングランでのタイヤへの負荷の違いとかもまだ全然確認できていない。
――トップチームのF1マシンを知ってしまったあと、戦闘力の劣るマシンを走らせることは、やはり残念なのでは?
ガスリー:誰よりも速く走りたい、最高のクルマを運転したいという思いは、もちろんレーシングドライバーなら誰でも持っている。でも与えられたクルマから最高性能を引き出す喜びも、それに劣らず大きいものだよ。トロロッソがいっそう進化することに、少しでも貢献できたらすごくうれしいね。
――木曜日に話を聞いた時に比べると、今はすっかりリラックスしたように見えます。心理的に、何か変化が訪れたのでしょうか。
ガスリー:特に何かが変わったというのはないけど、交替を言い渡されたのはもう2週間も前のことだからね。それにやっぱり、実際にF1マシンを走らせるのは楽しいものだよ。セッティングが決まっていなければ、それを何とかしようという目標も出てくるし。
――もう吹っ切れたと。
ガスリー:ここまでのレースキャリアを振り返れば、僕はずっと結果を出してきた。たくさんのドライバーとチームメイトになって、去年まではその誰よりも速かった。この半年は残念ながら思うような状況にできなかったけど、レーシングドライバーとして今も日々進化しているのは実感できる。だから今の僕にできることは、目の前の仕事にベストを尽くすことだけさ。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 77 |
2位 | セルジオ・ペレス | 64 |
3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
4位 | カルロス・サインツ | 55 |
5位 | ランド・ノリス | 37 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 32 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 24 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 24 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 141 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 120 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 69 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 34 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 33 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |