F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

BATとスポンサー契約を結んだマクラーレンF1、タバコ産業との関連を否定。「技術変革の過程に手を貸したい」

2019年2月18日

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンは、新スポンサーのブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)とチームの提携関係を擁護し、タバコ産業との関連性はないと主張している。


 BATは1999年から2006年の間にF1で大きな存在感を築き上げていた。同社はBARチームを共同所有し、ラッキーストライクのブランドを宣伝していたのだ。その後、2006年の終わりにヨーロッパでタバコ広告が全面的に禁止され、その影響を受けたBATはスポンサー活動を終了した。


 マクラーレンは11日、BATとの複数年契約を発表した。契約は同社の“潜在的にリスクが低減された商品”の宣伝を軸としたもので、開始されるプログラムは“A Better Tomorrow”と呼ばれている。このコンセプトは、フェラーリが2018年の日本GPからロゴをマシンに掲げたフィリップモリス インターナショナル(PMI)のキャンペーンプロジェクトである“Mission Winnow”に類似している。


 しかしPMIの取り組みに対し、オーストラリア当局は“Mission Winnow”のプログラムが同国のタバコ広告を規制する法律に違反しているとして、調査を開始した。


 BATとの提携関係や、タバコ会社が裏口からF1に戻ってくるのか否かを尋ねられたブラウンは、そうした見解を一蹴し、マクラーレンがタバコ産業と関係を持っていることを否定した。


 彼は、「BATはモータースポーツにおいて長い歴史のある素晴らしい企業だ」と14日に行われた2019年の体制発表会で語った。


「我々のパートナーシップは彼らの新世代の商品における技術を基にしたものであり、タバコ面でのビジネスとは関連性がない」


 またブラウンは、タバコ産業の変革性および同産業における技術の信頼性が高まっていることを強調した。


「タバコ産業は変革しつつある産業で、テクノロジー主導になっており、我々が彼らの技術面における変革の過程に手を貸すことができる分野があると考えている。彼らは協働するのに素晴らしい企業だ」


「フィリップモリスは長期にわたってフェラーリと組んでいるし、BATはレース界において偉大な歴史を持っている。彼らはレースの力を理解しており、彼らの旅路を進むにあたって、マクラーレンが助けになるパートナーだと感じているのだ」


「世界はおそらくかつてないほど速いペースで、日々進化し変化を遂げている」


「彼らは変化を遂げ、前進してきており、新たな分野に進み革新を試みているのだ」


「10年や15年、20年前に比べると、世界は変わった。だから彼らの状況も変化し、F1は彼らにとって優れた基盤となったのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP