F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ「セーフティカー導入により、多くのドライバーが1ストップ作戦を採用」

2018年10月9日

2018日本グランプリ決勝

トップ5で3種類のタイヤ戦略が展開


今週末で最も気温が高くなったコンディション下、大半のドライバーが1ストップ戦略を採用


ピレリ、ルノーとともに鈴鹿にて、2日間の2019年型タイヤ開発テストを実施

2018年10月7日、鈴鹿


 1ストップ戦略を採ったルイス・ハミルトンが、首位の座を譲ることなく優勝し、メルセデスのワンツーフィニッシュをもたらしました。メルセデスの両ドライバーは、ともにソフト-ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採りましたが、トップ5のドライバーの中には異なる1ストップ戦略が見られました。


 レッドブルのダニエル・リカルドは、メルセデスと同一の戦略を採り、予選のトラブルによる15番グリッドのスタートから4位を獲得しました。


 特筆すべきポジションアップを見せたもう一人のドライバーは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルでした。ベッテルは、レーシング・インシデントによって一旦は後方へ沈みましたが、スーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略で6位フィニッシュを果たしました。


 タイヤへの負荷が大きい鈴鹿サーキットでの決勝は、昨日までの変わりやすい天候とは対照的に高温のコンディションとなったことから、スタート前には戦略に関して多くの疑問符が投げかけられていました。結果的には、序盤のセーフティーカー導入にも助けられ、大半のドライバーが1ストッパーとなりました。


 ピレリは、ルノーとともに鈴鹿に留まり、火曜日と水曜日の2日間、2019年型タイヤの開発テストを行う予定です。

ピレリカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント

「昨日までよりも大幅に気温が上昇したことで、非常に厳しいこのサーキットでのレースに新たなチャレンジが加わりました。特にレース終盤が厳しい展開となりましたが、ドライバーのアクションに妥協は無く、多くの印象的な闘いが展開されました」


「序盤のセーフティーカー導入もあって、大半のドライバーが1ストッパーとなりました。また、全3種類のコンパウンドによる長いスティントが見られました。多くのドライバーが、フリー走行であまり使用されなかったミディアムタイヤでフィニッシュしました」

コンパウンド毎のラップタイム上位

ミディアム
ルイス・ハミルトン 1分32秒785
バルテリ・ボッタス 1分33秒110
ダニエル・リカルド 1分33秒187


ソフト
セバスチャン・ベッテル 1分32秒318
マックス・フェルスタッペン 1分33秒367
ルイス・ハミルトン 1分34秒013


スーパーソフト
ランス・ストロール 1分33秒354
セルゲイ・シロトキン 1分33秒985
マックス・フェルスタッペン 1分35秒093

2018年F1第17戦日本GP インフォグラフ

最長スティント

ミディアム
マーカス・エリクソン 47周


ソフト
カルロス・サインツJr.、マックス・フェルスタッペン 32周


スーパーソフト
ピエール・ガスリー 29周

2018年F1第17戦日本GP インフォグラフ

ピットストップ戦略

 ルイス・ハミルトンが、我々が予測した最速の1ストップ戦略で優勝しました。ソフトでスタートしたハミルトンは、24周目にミディアムへ交換しました。レース終了間際、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがソフトタイヤでファステストラップを記録しました。このタイムは、昨年のタイムより約0.8秒速いものでした。



(ピレリ ジャパン プレスリリース)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP