F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1カナダGPで起きたチェッカーフラッグのミスを受け、FIAがレース手順の再検証を表明

2018年6月12日

 F1とFIAは、カナダGP決勝でチェッカーフラッグを担当したモデルのウィニー・ハーロウが誤って1周早くフラッグを振ってしまった事案を受けて、レース手順の再検証を行なうと表明した。


 今回のミスがトップ10のリザルトに影響を及ぼすことはなく、ハーロウ自身がその責任を問われることもなかった。だが競技規則上の条項に基づき、首位のマシンが早過ぎたチェッカーフラッグより1周前のラップを走り終えた時点の、各ドライバーのポジションが最終順位となった。


 FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、今回のミスはオフィシャルスターターと、スターターズタワー内の競技員との間に生じた伝達ミスによるものだとして、以下のように語った。


「スタートプラットフォームと、スターターと呼ばれるスタッフとの間に生じた伝達ミスが原因だ」


「スターターは最終ラップに入ったと思ってタワー上部にいた競技員たちに確認を求め、彼らはそれを確認した。スターターは実際には質問をしていたにもかかわらず、競技員たちはそれを指示だと勘違いしたのだ」


「その結果、1周早い時点でフラッグを振るように指示が出されたという単純な話であって、フラッグを振ったのがセレブリティだったこととは何の関係もない。彼女は責めを負うべきではないのだ」


 優勝したセバスチャン・ベッテルは、レースの最終周を走行中、サーキットに点在する大型スクリーンのひとつでチェッカーフラッグが誤って振られている映像が流れているのを実際に目にし、すぐにそれがミスであると無線でチームスタッフに伝えた。


「幸い僕らには無線が合ったし、マシンにはラップカウントが付いていて、ピットボードの表示も正確だった。けれども、もし無線が使えず、ピットボードも見られなかったとしたら減速していただろう」とベッテルは説明した。


「とにかく心配だった。僕は最終ラップを走行中にもスタッフに、人々が喜んで旗を振ったりしながらコースに飛び出してこないようにしてほしい、と伝えたんだ。僕たちはその時点でまだ最速ペースで走っていたんだからね」


 幸いなことに今回のミスが重大な結果を伴うことはなかったものの、ホワイティングはこの事案に関連して、現行のレース手順を適切に検証し直すべきだと強調した。


「我々は、レース手順を再検証し、どのコースであっても変わることのない非常にシンプルな手順だけが適用されるようにすべきだ」


「我々は異なる人々、異なる国々、異なる言語と関わっている。その活動が常に完璧なものだとは言い切れない」


「当然我々も完璧を目指して努力しているが、今回については幸いなことに結果への影響という意味では大きな不都合はなかった」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP