最新記事
- F1日本GPで世界初披露。レゴブロックで制作さ...
- 2024年F1日本GP、国歌独唱は航空中央音楽隊の...
- 【F1第3戦無線レビュー】前戦の欠場、手術か...
- ウイリアムズF1、『Williams Racing Fan Zone...
- 鈴鹿サーキット、F1日本GP終了後に応援のぼり...
- レッドブルF1オリジナルキーホルダーをゲット...
- レッドブル専用VIPラウンジの名称は『Red Bul...
- F1日本GP公式PRイベント「F1 Tokyo Festival...
- 毎戦ピット作業トラブルに見舞われるキック・...
- F1日本GPに向けて開発を急ぐフェラーリ。代表...
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
“迫力あるサウンドのF1エンジン”追求にルノーは反対「エネルギー効率においてマイナスに」
2018年2月19日
F1が求めている「迫力あるサウンド」のエンジンは、エネルギー効率の低下を意味し、V6ハイブリッドパワーユニットのそもそもの趣旨に反する。それがルノーのシリル・アビテブールの意見だ。
将来のエンジンルールについての議論が続くなか、F1のスポーティングマネージャー、ロス・ブラウンは、ファンの要望に応じるべく、新しいエンジンはサウンドに迫力のあるものとすることを求めている。
しかし、アビテブールによれば、現行のV6ハイブリッドエンジンの排気音を大きくする試みは、ユニットのエネルギー効率に悪影響を及ぼし、さらに言えば、ハイブリッドの技術的思想や市販車との関連性そのものにも疑問を投げかけることになるという。
「基本的な考え方の問題として、私たちにはそういうことをするつもりはないし、譲歩の余地もない」と、ルノー・スポールF1のボス、アビテブールはモントリオールのラジオ局「FM1033」の番組で述べた。
「音はエネルギーだ。パワフルで低燃費なエンジンを作るには、使えるエネルギーは全て利用しなければならない」
「エネルギーの一部を音に変換することはできる。だが、そうなるとエネルギー効率という点では、良い結果は得られない。これら2つの目標は決して両立しない」
ファンの多くは、大音量で甲高い音を発するエンジンこそ、F1のスリルと興奮には不可欠だと考えている。しかし、それは過ぎ去った時代の記憶に結びついた、懐古的な気まぐれにすぎないと、アビテブールは言う。
「それは世代の問題だと思う。やがては、V10やV8のエンジン音を知らない世代の人々が育ってくる。彼らは、エンジンは静かなのが普通だと思うに違いない」
「彼らは別の種類の音、たとえばタイヤのスキール音、機械的な摩擦音、クルマの風切音といったものが、レーシングカーの発する音だと考えるだろう。私たちはいま、世代的にも技術的にも変化の境目にいる。新しい時代を迎える時には、いつもある程度の抵抗があるということだ」
アビテブールの考えを手短かに言えば、F1のサウンドの問題に関しては、周囲の余計な「ノイズ」が多すぎるということかもしれない。
「時間が経てば、自然に解決する問題だ」と、彼は言う。「おそらくF1は、ちょっと先を急ぎすぎたのだと思う。ある意味では、時代に先行しているわけで、私たちはそうした変化を拒絶せずに、受け入れていかねばならない」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kenji Mizugaki)
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |