F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1イギリスGP 予選:ハミルトンがコースレコードを更新、圧倒的な速さでポールを獲得

2017年7月15日

 7月15日現地時間13時、イギリスGP予選が行なわれた。午前中のFP3では雨が降ってくる場面もあったが、それ以降は雨もなく路面はドライコンディションが続いていた。


 しかし依然として空は分厚い雲に覆われ、予選開始10分前になって再び小雨が落ちてくるという極めて難しいコンディションでの予選となった。気温は17度、路面温度は21度とやはり低い。 


 バルテリ・ボッタスとダニエル・リカルドは前戦オーストリアGPで使用したギヤボックスにダメージが見つかり、6戦継続前に交換となったためともに5グリッド降格ペナルティが決定している中で予選に臨む。


 Q1は微妙な路面に対しレッドブル勢、マクラーレン勢などがインターミディエイトでコースインする一方でメルセデスAMG勢やフェラーリ勢などはスーパーソフトでコースイン。


 しかし雨はやや強まり、インターミディエイトが正解だった。各車ともピットに戻りインターミディエイトに交換してアタックに出て行く。


 リカルドはトップタイムを記録した矢先にウェリントンストレートでパワーユニットにトラブルが発生してスローダウンしウッドコートにマシンを止めた。


 これでセッションは赤旗中断となる。この時点で2位はヒュルケンベルグで0.061秒差、3位はハミルトンで0.164秒差、4位フェルスタッペンは0.200秒差、5位ベッテル以下は1秒以上の差が開いている。


 セッションは残り10分7秒で再開となるが、雨はあと数分でやむ予報。多くのマシンが再びインターミディエイトでコースに向かう。


 ヒュルケンベルグ、フェルスタッペン、そして15位のアロンソは30グリッド降格が決まっているだけにピットガレージで待機していたが、フェルスタッペンとアロンソは残り5分の段階でコースへと戻り、ヒュルケンベルグも1周だけアタックに向かった。雨はすでにやみ、路面は少しずつ乾いていく。


 残り2分でアロンソとオコンがピットインしてスーパーソフトに履き替えコースへ。アロンソは全開のアウトラップでチェッカードフラッグ寸前でアタックに入ることに成功し、1分37秒598でフェルスタッペンに1.314秒差のトップタイムを記録してみせた。


 結局リカルドは最下位でQ1敗退。その他ザウバー勢とマグヌッセン、ストロールがQ2に進むことができなかった。


 Q2は各車がスーパーソフトでコースインし、5グリッド降格のボッタスだけが決勝のスタートタイヤを意識してソフトタイヤでアタックを開始した。


 最初のアタックでトップに立ったのはハミルトンだったが、2回目のアタックでフェラーリ勢が逆転しベッテルが1分28秒978の最速タイムを記録。


 ハミルトンは2回目のアタックで前セクター最速の1分27秒893でトップに立ち、ボッタスも0.893秒差の2位に続く。フェラーリ勢を挟んでヒュルケンベルグ、フェルスタッペン、フォースインディア勢、グロージャンと続いてストフェル・バンド―ンが10番手タイムでモナコ以来2度目のQ3進出を果たした。


 Q3も全車がスーパーソフトでアタックし、1回目のランではハミルトンがベッテルに0.199秒差を付けてトップに立った。0.349秒差でボッタス3位、0.391秒差でライコネンが4位。グロージャンはターン6〜7でハミルトンに前を塞がれて0.3秒をロスして9位に沈んだ。


2017年F1第10戦イギリスGP 弟のニコラスもルイス・ハミルトンのPPを祝福
2017年F1第10戦イギリスGP 弟のニコラスもルイス・ハミルトンのPPを祝福

 Q3最後のアタックでハミルトンは1分26秒600というコースレコードを2.6秒上回るタイムでポールポジションを獲得。


 アウトラップでトラフィックの中に飛び込んでしまったベッテルはセクター2でロスして3位に終わり、2位には0.547秒差でライコネンが入った。


 4位ボッタス、5位フェルスタッペン、6位にヒュルケンベルグ。そしてフォースインディア勢が続き、バンドーンは9位で自身予選最高位を獲得してみせた。


2017年F1第10戦イギリスGP 予選2番手のキミ・ライコネン、3番手のセバスチャン・ベッテル
2017年F1第10戦イギリスGP 予選2番手のキミ・ライコネン、3番手のセバスチャン・ベッテル


(Mineoki Yoneya)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP