最新記事
- F1日本GPで世界初披露。レゴブロックで制作さ...
- 2024年F1日本GP、国歌独唱は航空中央音楽隊の...
- 【F1第3戦無線レビュー】前戦の欠場、手術か...
- ウイリアムズF1、『Williams Racing Fan Zone...
- 鈴鹿サーキット、F1日本GP終了後に応援のぼり...
- レッドブルF1オリジナルキーホルダーをゲット...
- レッドブル専用VIPラウンジの名称は『Red Bul...
- F1日本GP公式PRイベント「F1 Tokyo Festival...
- 毎戦ピット作業トラブルに見舞われるキック・...
- F1日本GPに向けて開発を急ぐフェラーリ。代表...
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
F1アブダビGP FP1:フェルスタッペンが首位。新型コロナから復帰したハミルトンは5番手スタート
2020年12月11日
2020年F1第17戦アブダビGPのフリー走行1回目は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。アレクサンダー・アルボンは4番手となっている。
今季最終戦アブダビGPのFP1。セッションの始まる現地時間午後1時の時点で、雲ひとつない快晴。気温25度、路面温度39度と、明日以降の予選、レースの行われる夕方に比べるとかなり暑い。前戦サクヒールGPを欠場したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、新型コロナウイルス陰性の判定が出たため、2戦ぶりの出場にこぎつけた。そのためメルセデスで素晴らしい速さを見せたジョージ・ラッセルは、ウイリアムズに戻っている。
一方ハースでは、来季同チームからF1デビューが決まっているFIA-F2チャンピオン、ミック・シューマッハーがケビン・マグヌッセン車で初走行。アルファロメオはアントニオ・ジョビナッツィに代わって、ロバート・クビサが出走した。
ヤス・マリーナ・サーキットはタイヤへの負荷がそれほど高くなく、ピレリはC2〜C4と比較的柔らかいコンパウンドを投入した。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が早々にトップタイムを出したのに対し、ハミルトンはフロントブレーキの異常を訴え、まともなペースが出せずにいる。
開始後22分、走行中のダニエル・リカルド(ルノー)に撚圧異常が発生、ピットからの指示でコース脇にマシンを止めた。直後にはコースインしたばかりのダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)に「問題が出た」と無線が。それでも走りながら何とかできたようで、周回を続行した。
ルノーマシンの撤去のため、短いVSC(バーチャルセーフティカー)が導入。再開後すぐに、フェルスタッペンがハードでトップに立った。しかしソフトを履くボッタスが、すぐに1.7秒差をつけて首位を奪い返した。一方メルセデスのガレージでは、メカニックたちがハミルトン車の修理の真っ最中だ。
最初のタイヤセットを返却する40分が過ぎ、ハミルトンがようやくコース復帰した。中古ハードで周回するが、ボッタスから2.5秒落ちの9番手に留まった。その後フェルスタッペンがソフトに履き替え、セクター1は最速をマーク。長いストレートの連続するセクター2、3はボッタスに及ばなかったものの、0.034秒差でトップに立った。
アルボンも新品ソフトでアタックに出て行き、セクター1、2は自己ベストを更新したが、ターン12でスピン。次の周回で何とか、チームメイトから1.1秒落ちの4番手タイムを出した。
FP1トップは、フェルスタッペン。ボッタス、エステバン・オコン(ルノー)、アルボンとソフト勢が続き、このセッションではハードタイヤしか履かなかったハミルトンが5番手。6、7番手はランス・ストロール、セルジオ・ペレスのレーシングポイント勢。8、9番手はミディアムに専念したアルファタウリの2台が占めたが、ピエール・ガスリーはターン21ではみ出して自己ベストタイムを抹消され、ダニール・クビアトが先行した。キミ・ライコネン(アルファロメオ)が10番手と気を吐いた。
コンストラクターズ選手権3位をレーシングポイントと激しく争うマクラーレンは、カルロス・サインツJr.11番手、ランド・ノリス13番手と、やや出遅れた。バーレーンでは復調の兆しが見えかけていたフェラーリも、シャルル・ルクレール12番手、セバスチャン・ベッテル14番手だった。デビュー走行のシューマッハーは、18番手だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |