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F1第3戦中国GP FP1:ミディアムタイヤのベッテルがトップ、レッドブル・ホンダ勢は好位置キープ

2019年4月12日

 1000回目の記念大会となる今週末のF1第3戦中国GP。午前のフリー走行1回目はフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。


 前日は鉛色の雲が垂れ込め、日中でも気温12℃という肌寒さだったが、金曜日は朝から快晴。午前10時からのFP1は気温16℃、路面温度31℃、微風のコンディションで始まった。


 前戦バーレーンGPでダブルリタイアを喫したルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグだけがエンジン本体、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-KMGU-K(運動エネルギー回生システム)を交換。ダニエル・リカルドはMGU-Kのみで済んだ。


 同じパワーユニットを積むマクラーレンのランド・ノリスもMGU-Kを交換しており、ルノーは依然としてこの部分が弱点のようだ。


 レッドブル・ホンダはここにいくつかの空力アップデートを持ち込み、ピエール・ガスリーが左リヤエンドに気流センサーを取り付けて走行を開始。その後、仕様違いのリヤウイングに交換した。


 40分経過した時点で、ソフトタイヤを装着したメルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスが1−2。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがハードタイヤながらも0.2秒差で続き、ミディアムタイヤのベッテルが僅差で4番手。


 セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)を抑えて、5番手に付けている。


 開始後30分を過ぎた直後、ベッテルがミディアムのニュータイヤで1分33秒台に突入しトップに立った。ハミルトンもソフトのニュータイヤで自己ベストを更新するが、1分34秒台を切れず2番手に留まっている。


 ルクレールもボッタスをしのいで3番手に付けた。リカルドが5番手、フェルスタッペン、ガスリーが6、7番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、僅差でレッドブルに迫っている。


 終了20分前、ソフトに履き替えたフェルスタッペンが首位ベッテルからコンマ4秒落ちの4番手まで順位を上げた。ガスリーは7番手のまま。ミディアムとはいえ、チームメイトに1秒以上の差を付けられている。


 首位ベッテルから5番手ボッタスまでコンマ7秒と、トップ3チームは比較的大きな差が付いた。一方中団勢は、6番手リカルドから17番手ペレスまでが1分35秒台にひしめく大接戦となった。


 ほぼ全車が20周前後の周回をこなした中、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは2周走っただけでマシンを降り、ノータイムに終わった。



(Kunio Shibata)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

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