F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

[TOYOTA]2台共にトップ10グリッドを確保。「ホームGP」でのポイント獲得へ

2007年7月22日

 F1第10戦ヨーロッパGPの公式練習第3回目と予選がニュルブルクリンクで行われた。
 午前11時から行われた公式練習第3回目は、空は晴れ渡り、気温19度、路面温度29度、湿度50%のコンディションの下、各チームが予選へ向けてセットアップ。パナソニック・トヨタ・レーシングのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリは、共に20周以上をこなし、午後行われる予選と明日の決勝へと最後の準備を整えた。
 2時間のインターバルを経て、予選が開始された午後2時には、空には雲がかかったものの、気温22度、路面温度35度のドライコンディションでタイムアタックがスタート。ヤルノ・トゥルーリが10番手、ラルフ・シューマッハーが11番手で予選第1セッションをクリア。続く予選第2セッションでは、パナソニック・トヨタ・レーシングの2台が先陣を切ってタイムアタック開始。2台共に好タイムをマーク。しかし、終盤、最後のアタックに入ったヤルノ・トゥルーリは、痛恨のスピン。一方、ラルフ・シューマッハーも他車に阻まれ、共に更なるタイムアップは叶わなかったが、序盤にマークした好タイムが功を奏し、最終第3セッションへの進出を決めた。
 最終第3セッションは、L.ハミルトン(マクラーレン)のクラッシュにより、30分以上の赤旗中断という波乱のセッションとなった。5分余りを残して再開されたセッションでは、最後のタイムアタックが展開され、ヤルノ・トゥルーリは8番手、ラルフ・シューマッハーは9番手となった。チームの本拠地に近い「ホームGP」で、明日の決勝レースでは2台揃ってのポイント獲得を目指す。


ヤルノ・トゥルーリ
「困難な予選セッションだったが、我々は2人共まずまずの良い仕事をこなし、決勝レースへ向け良い状態にあると思う。ハードに努力を続けていく必要はあるが、2台共にトップ10入り出来たのは悪くない結果だ。予選第1セッションは順調に行き、ノートラブルで第2セッションへと進むことが出来た。そして、衆目の中で、第2セッション最後のアタックラップでスピンを喫してしまった。しかし、幸運なことに、このスピンでタイム更新が成らなかったにもかかわらず、トップ10で最終第3セッションへと進出することが出来た。第3セッションでの長い赤旗中断は、私にとってあまり大きな影響はなかった。幸いにしてL.ハミルトンが事故車からから出て来たのを見届けた後は、セッション中断のことは追いやって、本来の使命に立ち戻ることが出来た。確かに、我々が上位グループと戦うためには、更に多くの作業をこなして行かねばならないが、明日の決勝レースにおける我々のグリッドポジションは、再びポイント獲得を果たせる良いチャンスであり、いつも通り全力で攻めて、出来る限り最高の結果を得る。明日はドライコンディションのはずであるが、我々は何が起こるかわからないニュルブルクリンクにいるということも認識している」

ラルフ・シューマッハー
「今日のセッションは、とても上手く行った。そして、トップ10グリッドを獲得出来たのも納得が行く。もう少し上のポジションを望んでいたが、8番手と9番手というグリッドも悪い結果ではない。我々は、2台共にトップ10入りするのは困難だということが分かっていた。しかし、“TF107”は非常に好感触で、今日のパフォーマンスにはとても満足している。セッションを通じてバランスには問題なく、ノートラブルだったのも良かった。明日の決勝レースのスタートでは、私は路面の綺麗な側のグリッドとなったことを喜んでいる。我々の前方には、パスするチャンスがあると考えているライバル勢がいるので、望むらくは好スタートが切れることを願っている。どうなるかは実際に走り出すまで分からないが、私は望みを持っている。この週末、これまでのところは順調に進んでおり、できれば明日はポイントを獲得したいと思っている」




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP