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フェラーリとルノーがパワーユニットのエレメントを交換。早くも制限基数に到達

2019年4月12日

 F1バーレーンGPでパワーユニット(PU/エンジン)トラブルのために勝利を逃したフェラーリが、中国GPでコントロールエレクトロニクスを交換することを決めた。また、ルノーはパワーユニットのトラブルが続いたことを受け、リデザインしたMGU-Kを全車に導入している。


 バーレーンでシャルル・ルクレールは優勝を目前にしながらエンジンのトラブルで3位まで後退した。フェラーリはエンジン本体は再利用可能であると述べていたものの、中国GPで、ルクレールおよびチームメイトのセバスチャン・ベッテル、フェラーリPUを搭載するハースのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンに関し、2基目のコントロールエレクトロニクスを導入することを決めたと、Racefansなど複数のメディアが伝えた。


 2019年F1規則では、21戦のなかで6エレメントのうちICE(エンジン)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限され、それを超えるとグリッド降格ペナルティを科される。

■バーレーンでダブルリタイアのルノーは、改良版MGU-Kを導入

 一方、ルノーは、プレシーズンテストからMGU-Kの問題が続いていたため、このエレメントのデザインを修正したということだ。バーレーンGPでニコ・ヒュルケンベルグとチームメイトのダニエル・リカルドが決勝終盤にパワーユニット関連のトラブルでマシンを止めており、カスタマーチームのマクラーレンに乗るカルロス・サインツJr.も開幕戦オーストラリアGPでパワーユニットの問題でリタイアした。サインツは第2戦にしてシーズン2基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを導入。このMGU-Kは改良版だったということだ。


 そのアップデート版が、中国GPでは残りのルノーユーザー、ヒュルケンベルグ、リカルド、マクラーレンのランド・ノリスのマシンにも導入された。

2019年F1第3戦中国GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
2019年F1第3戦中国GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

「分析し、信頼性の改善に取り組んでいる。今の状況を解決するためにね」とヒュルケンベルグは中国GPを前に語った。ヒュルケンベルグはMGU-Kに加えてエンジンなど他にもいくつかの新エレメントを使用する。


「前回素晴らしい結果を出せるはずだったのに、それを失ったんだ。僕の場合、PUのトラブルがあったので、ここでは2基目のエンジンを使用する。今までMGU-Kの問題が何度か発生していた」


「今回、すべてのルノーエンジンにリデザインされたMGU-Kが使われている。今までの問題に対応できると確信しているよ。改善のために引き続き対応を続けていく」




(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


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6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

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2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
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9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
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