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初優勝のチャンスが2度奪われたラッセル「1度なら挽回できた…。がっかりして言葉にならない」メルセデス【F1第16戦】
2020年12月7日
2020年F1サクヒールGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは9位だった。
2番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたラッセルは、すぐさまポールシッターのバルテリ・ボッタスの前に出て、前半戦をリードし、初優勝に向けて順調に周回を重ねていた。
45周目にハードタイヤに交換、その後セーフティカー出動時に、後方に大きなギャップがありフリーストップが可能な状況だったため、チームは安全のために追加のタイヤ交換をダブルストップで実行することを決めた。しかしその際、チーム内の無線にトラブルがあったため、最初にピットインしたラッセル車に、ボッタスのフロントタイヤが装着された。
間違いに気付いたチームは正しいタイヤに交換するためにラッセルを翌周呼び戻し、そのせいで彼は5番手に落ちた。そこから2番手まで順位を上げたところで、今度はタイヤがパンク。再度ピットストップし、14番手でコースに復帰したラッセルは、諦めずにオーバーテイクを繰り返し、9位でフィニッシュ、ファステストラップも記録した。
チームが誤ったタイヤを装着したことが審議対象になったが、スチュワードは状況を考慮し、ラッセルを失格にはせず、チームに罰金を科した。
ウイリアムズに所属するラッセルにとってこれがF1での初入賞だった。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ジョージ・ラッセル 決勝=9位
今の気持ちは複雑すぎて、どう言葉にすればいいのかまるで分からない。今週末の自分たちの仕事を誇りに思っているのは確かだ。このチームのメンバーは素晴らしい人たちで、僕が予選と決勝に向けてきちんと準備を整えられるよう、懸命に手助けをしてくれた。
でも今日の結果には本当にがっかりしている。目前にしていた勝利が奪われるという出来事は今までも経験したことがある。でも今日はそれが2回起こった。そんなことが起きるなんて、まだ信じられない。
スタートの後、すべてをしっかりコントロールし、レースを管理し、タイヤを労わり、バルテリとのギャップを保って走っていた。そしたらピットストップで混乱が起きた。通信上の問題があったようだ。それによってポジションを落とした。でも、何もなければ、そこから勝つことができたと思う。ところが異常を感じるようになってきた。パンクだとは思いたくなかった。そのまま最後まで走り続けたかった。でもそれは無理だったんだ。
今は本当にがっかりしている。でも、自分たちが成し遂げたことが誇らしいし、今週末、このマシンに乗る機会をもらえたことがとてもうれしい。
チェコ(セルジオ・ペレス)、優勝おめでとう。彼はベテランで、素晴らしいドライバーだ。キャリアに勝利が飾られるのにふさわしいドライバーだよ。
(autosport web)
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3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |