RedBull

　ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブルの活躍を甘口＆辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レッドブル・ホンダの走りを批評します。今回はF1第13戦エミリア・ロマーニャGPの週末を辛口の視点でジャッジ。

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「サンデーローストを出すのは2時まで待ってくれ？　それではもうティータイムじゃないの」とリチャーズ夫人が激怒した。

「なぜそんな時間にレースをやるのかしら」。彼女が怒っているのは、イモラのグランプリ──実際の名称は絶対に覚えられないようなものだったので、個人的には『サンマリノじゃないグランプリ』と呼ぶことにした──が英国時間では正午にスタートすることが判明したからだ。

　数年前にヨーロッパラウンドのレースが英国時間14時10分にスタートすることになったことを、私は喜んでいた。そのおかげでサンデーローストを12時半ごろから楽しんでから、好みの酒を飲んで、決勝スタート時刻を待つことができたのだ。ところがイタリア人たちはスタート時刻を早めることを決めた。そうなると我々はちょうどいい時間にサンデーローストを食べることができない。朝10時半から食べ始めるなど論外だし、14時半からというのはもちろん遅すぎる。

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