F速

  • 会員登録
  • ログイン

レーシングポイントF1のペレス、ガスリーへの行為で戒告2回。10グリッド降格ペナルティが目前に迫る

2020年10月28日

 レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、F1ポルトガルGPで2度にわたり戒告処分を受けたことで、厳しいグリッド降格ペナルティを受ける可能性が高まってきている。レギュレーションにより、シーズン中に3度目の戒告を受けると、自動的に10グリッド降格ペナルティが科される。


 ペレスは予選でアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーに対して「不必要な妨害」を行った疑いで審議された結果、シーズン1回目の戒告を受けた。そして日曜の決勝中には、5番手争いをしている際に後ろのガスリーに対する防御の仕方が問題視され、再び戒告処分が下された。

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2020年F1第12戦ポルトガルGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 ペレスに接近していたガスリーはストレート終盤、オーバーテイクすべく右に動いたが、ペレスも同じ方向に動いた。この動きについてスチュワードは審議を行った。


「64周目のメインストレートの終わりで、ペレスはガスリーがスリップストリームを使い右から追い抜こうとした際、同時に防御の動きをした」とFIAのスチュワードの報告書にはある。


「ガスリーの動きはブレーキングゾーン手前で行われており、完全なる正当性がある。ガスリーの方が大幅に勝るスピードで右に移動した時、ペレスも右に動き、コースの大部分を使ってガスリーの前で遮り続け、イン側にマシン1台分の車幅を残していなかった」


「今年に入ってから、ドライバーたちは『バトル中に最後の最後に動くこと』について議論し、それが大きな危険につながる可能性があることに同意したことを、スチュワードは承知している」


「スチュワードは、この動きがコースの最速部分で行われたことを考慮に入れている。しかし同時に、ペレスは(ガスリーの動きに)反応したのではなく、彼が最初に、もしくは同時に動いたことも承知している」


「彼には防御の動きを一度行う権利はあるが、そのことで他のドライバーを危険に晒してはならない。ヒアリングで双方のドライバーは、限界の状態にあって、こういった行為は基本的に認められており、それが限界でのレースを構成する要素であることに同意した」


「しかしながらスチュワードは、今回の件はその限界に近付きすぎており、ペレスは速度差を十分に考慮していなかったと考えている。ペナルティを決定するにあたり、スチュワードは関係するドライバーたちの見解を考慮し、(走行についての)戒告処分を下した」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

10/18(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
10/19(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/20(月) 決勝 4:00〜


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ336
2位ランド・ノリス314
3位マックス・フェルスタッペン273
4位ジョージ・ラッセル237
5位シャルル・ルクレール173
6位ルイス・ハミルトン125
7位アンドレア・キミ・アントネッリ88
8位アレクサンダー・アルボン70
9位アイザック・ハジャー39
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム650
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム325
3位スクーデリア・フェラーリHP298
4位オラクル・レッドブル・レーシング290
5位ウイリアムズ・レーシング102
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム68
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム46
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号