F1復帰のアロンソが2020年型ルノーで初テスト「R.S.20のパフォーマンスはうれしい驚き」
2020年10月14日
10月13日、2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソがルノーF1チームのフィルミングデーを利用し、スペイン・バルセロナで2020年型R.S.20を初めてドライブした。アロンソがF1マシンのステアリングを握ったのは約1年半ぶりのこと。
2018末でF1を離れたアロンソは、ルノーと2021年からの契約を結び、F1に復帰することが決まっている。その準備の一環として、ルノーは事前走行の機会を与えるための選択肢について検討した結果、現行マシンでのフィルミングデーを活用することを決めた。
F1規則ではテストに関して厳しく制限されており、2年以上前のマシンであれば自由に走行することができるが、公式テスト以外で最新マシンで走るには1年に2日間のフィルミングデーを使用するしかない。フィルミングデーはPR目的で許可される走行日で、距離が100kmに制限され、プロモーション用タイヤを使用しなければならない。
アロンソは13日、R.S.20で100kmに当たる21周を走行した。アロンソにとっては、2019年4月、バーレーンテストでマクラーレンを走らせて以来のF1走行だった。
「2年ぶりにF1マシンに乗って最高の気分だった」とアロンソは語った。
「F1のスピードを再び感じた。何もかもが速い。コーナーからコーナーへのスピード、ブレーキングのパフォーマンスなど、F1マシンがもたらすすべてのことを再び経験し、素晴らしい気分だった」
「一日のほとんどをドローンやコース上のカメラなどを使用した撮影に費やした。それと同時に、チームとともにシートやステアリング、ペダルの感触を確かめる作業も行った。来年のための作業だ。冬の間はとても忙しいからね。今日は最初のステップを踏み出すことができた」
「改めて慣れなければならないことがたくさんあるが、ダカールやインディのように全く新しいことに慣れるよりは時間はかからないだろう」
アロンソはルノーR.S.20にポジティブな印象を持ったという。
「このマシンはうれしい驚きだった。この数戦をみて、マシンのパフォーマンスが優れていることは分かっていた。今日走ってみて、グリップがとてもよく、マシンに大きなポテンシャルがあると感じた。最後にルノーエンジンで走った時と比較すると一歩前進したと感じる。それはとても重要なことだ」
「すべてにいい感触を持った。まだこのマシンに慣れていないので、パフォーマンスを最大に引き出すことはできなかったが、それでも今日一日には満足している」
2021年に向けてどのような予想をしているかと聞かれたアロンソは「まだ分からない」と慎重に答えた。
「チームメンバー全員が大きな期待を抱いている。今年の選手権において前進が見られ、グランプリでのポジションも上がってきているからね」
「だが、2022年までレギュレーションがほぼ変わらないことは分かっているので、地に足をつけた考え方をする必要がある。中団勢のトップとの差は来年も変わらないだろう」
「だから慎重に考えているが、来年に向けてポジティブなエネルギーと前向きな思いがチームのなかにあふれている。このチームは優秀な人材、素晴らしいスポンサーを持った優れたチームで、世界中にファンが大勢いる。2021年にいい仕事をするための要素はすべてそろっていると思う」
(autosport web)
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4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
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6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
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