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F1アメリカGP 木曜会見:フェルスタッペン、発表されたばかりの2021年用の風洞モデルに興味津々

2019年11月1日

F1第19戦アメリカGPの木曜日のFIA会見は例年であれば、午前11時に開始されるのだが、今年はお昼の12時となった。理由は2021年の新しいレギュレーションを発表する緊急会見が同じ場所で午前11時から行われたからだった。


通常より1時間遅れでスタートしたアメリカGPの木曜会見。出席したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)の5人は、FIAの新レギュレーション発表会後も、2021年用の風洞モデルが会見場に置かれた木曜会見が始まったこともあり、出席した5人のドライバーは、しばらくの間、目の前の風洞モデルに目が釘付けとなっていた。


F1アメリカGP木曜会見場に置かれた2021年用の風洞モデル
F1アメリカGP木曜会見場に置かれた2021年用の風洞モデル

司会者が、目の前に飾られてある2021年用の風洞モデル(50%スケールのモデル)についての感想を、まずフェルスタッペンに求めると、フェルスタッペンはこんなジョークで飛ばしてくれた。


「思っていたよりも、ちょっと、小さくなったね(笑)」


すると、隣に座っていたノリスが、こう突っ込んできた。


「なんだよ、僕が言おうと思っていたのに。それは僕のジョークだよ〜」


F1アメリカGP木曜会見:マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス
F1アメリカGP木曜会見:マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス

ノリスとのやりとりを終えた後、フェルスタッペンは次のように新レギュレーションについて語った。
「まだ、この段階ではなんとも言えないね。いま発表されたばかりだ。見た目はそんなに問題にならないと思う。問題はいまよりどれくらい遅くなるかだ。2〜3秒ならいいけど、4〜5秒も遅くなったら、ちょっとね……。これから開発していく中で、どのチームもより速さを求めて、洗練された空力を開発していくはずだから、そう(4〜5秒も遅くなること)ならないだろうね」

■メキシコGPでウイルス性胃腸炎になったガスリーの体調は?

ラッセルは次のように続けた。
「僕も見た目はそんなに気にしない。ただ、重量が重くなるのが、ちょっと残念かな(編注/2019年の最低重量は743kgだが、2021年マシンは25kg重くなって、768kgとなる)。だって、F3マシンはF1よりもすごく軽くて、運転していて楽しかったからね。ただ、今回の変更によって、みんながより接近したレースができるのなら、いいけどね」


ストロールの意見はこうだ。
「新しいレギュレーションに期待することは、前車に近づくことができ、ホイール・トゥ・ホイールのバトルができること。また、この機会にトップチームとの差が縮まることも期待したいね。そうすれば、僕たち中団チームも、もう少し表彰台を狙うチャンスが広がるから」


前戦メキシコGPでウイルス性胃腸炎を患ったガスリー。そのことを尋ねられると、苦笑いしながら、こう答えた。


「今日、ここに着いてから、もう20回以上聞かれたよ。おかげさまで、もう大丈夫」


すると、かつてのチームメイトのフェルスタッペンが笑いながら「シートが(汚物で汚れたんじゃ)……」と、ツッコミを入れると、ガスリーは「シートはきれいだったよ!!」とピシャリ。


そのフェルスタッペンに司会者が「今回が100戦目ですね?」と質問が飛ぶと、今度はノリスが「カルロスと同じだね」と突っ込む。するとフェルスタッペンは「僕たちは一緒にデビューしたからね」と。


気がつけば、この5人はノリスが19歳で最年少で、ストロールとラッセルが21歳、フェルスタッペンは22歳、最年長のガスリーですら23歳と若手集団。まるで、高校か大学の自習時間のような、和気あいあいとした会見だった。



(Masahiro Owari)


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