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「マグヌッセンのチームメイト選びには時間がかかる」とハースF1代表。ヒュルケンベルグが候補と認める

2019年9月6日

 ハースF1チームの代表ギュンター・シュタイナーは、2020年のドライバーラインアップの決定を急いではいないと語った。現状ではケビン・マグヌッセンには来年までの契約があるものの、ロマン・グロージャンについては現契約は今季末で切れる。


 マグヌッセンのチームメイト候補として有力なのは、グロージャンとニコ・ヒュルケンベルグであると考えられている。ルノーが2020年に、ヒュルケンベルグと入れ替えるかたちでエステバン・オコンと契約することを決定したため、ヒュルケンベルグはシートを探している。


 今週末のイタリアGPでグロージャンが好結果を出せば、彼がハースでの新契約を確保する助けになるだろうか?


「ロマンについては、レースウイークごとに評価するつもりはない」とシュタイナー代表は語った。


「確かに彼は結果を出す必要がある。けれども彼は何が助けになって、何が助けにならないかを分かっている。むしろ将来的に、チームとともにどういう方向へ進みたいのかという話なのだ。それはより大きな決断となる」


「我々はロマンのことをよく知っている」とシュタイナーは付け加えた。


「彼の強みを分かっているし、ある週末で結果が悪かったからといって、次の週末にも素晴らしい結果を出さないと決まったわけではない。そのことについては分かっているが、我々はチームが次にどこへ進みたいのかということについての決断を下さなければならない。既知のものを維持するか、それとも新しいものを求めるか、どちらがいいのかということだ」
「今の時点では大きな決断となるので、少々時間がかかる」


 ハースはドライバーについて、いつごろ決断を下すのだろうか?


「切羽詰まっているということはない」とシュタイナーは語った。
「ドライバー市場は今年はあまり動きがない。多くの大きな動きが出ることはないだろう」


「どうするのがより良いかを選択するのは非常に難しいことだ。したがって、少々時間がかかる。『彼は優れているか、そうでないか』というような話ではないのだ。我々はロマンのことをよく分かっているが、ヒュルケンベルグが成し遂げてきたことも知っている。だがチームが前進するにあたって、大局的に見て何が最適となるかという問題なのだ」



(grandprix.com)


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