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F1、予算制限の正式導入に向け、2020年に“予行演習”へ

2019年8月17日

 F1へのバジェットキャップ制度導入は、長年にわたり物議を醸してきたテーマだ。コスト管理に反対する陣営は、チームの支出を監視するのは不可能だと主張している。


 予算制限賛成派は、2台のマシンをレースに出すためだけに1シーズンに3億ドル(約319億1000万円)から4億ドル(約425億5000万円)を使えるフェラーリやレッドブル、メルセデスといったチームに、小規模チームが対抗できるはずがないと主張する。


 F1商業権保有者であるリバティ・メディアは、2021年から1年1億7500万ドル(約186億1000万円)の予算制限を導入するという計画をすでに発表済みだ。この金額にはドライバーの報酬やマーケティングコストなどは含まれていない。


 実際に支出を削減しなければならなくなるのはレッドブル、フェラーリ、メルセデス、ルノーの4チームだけであり、残りのチームの予算は1億7500万ドルよりも少ない。


 F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、F1は2020年に予算制限の予行演習を行い、翌シーズンのチームの支出をどのように監視し管理していくかを検討すると語っている。これにより、2021年の予算制限の正式導入が容易になるということだ。


 1チームあたり年間1億7500万ドルの予算制限が実際に施行されるのは2021年からだが、キャリーによると、各チームは導入に協力的だという。


「一部のチームは懸念や問題を抱えていたが、次第に協力的になってきている」とキャリーは『Forbes』に語った。


「実施不可能だと考えていたら、このようなことは行わない。2020年には、会計上の支出における不透明な部分を洗い出すという観点から、すべてのチームが事実上の予行演習に参加することになる」


 バジェットキャップ制度導入は、新規参入を検討する新チームにとって、F1をより実現可能かつ魅力的なものにするものと期待されている。



(grandprix.com)


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