【】ホンダ勢は2番手筆頭に4台トップ10「クラッシュを除けば順調。PUのダメージを調査する」と田辺TD【F1第15戦金曜】
11月28日
2020年F1バーレーンGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=6番手/2=2番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=7番手/2=10番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=17番手/2=9番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=5番手/2=6番手という結果だった。
フェルスタッペンはFP1で最終コーナーにおいてスピンを喫する場面もあり、18周を走るなかで1分30秒294で6番手となった。FP2では34周を走りこみ、1分29秒318で2番手だった。ルイス・ハミルトン(メルセデス)の最速タイムはソフトタイヤによるものだったが、フェルスタッペンは自己ベストタイムをミディアムで記録している。
ガスリーはFP1では34周を走り1分30秒049で5番手、ホンダ勢トップでセッションを終えた。FP2では36周を走り1分29秒551で6番手だった。
クビアトはFP1では37周を走り1分31秒020で17番手。FP2では34周のなかで1分29秒900で9番手という結果だった。
アルボンはFP1では34周を走り1分30秒302で7番手。FP2ではセッション中盤に最終コーナーで大きなクラッシュを喫し、アウト側のウォールにヒット、これによりセッションは赤旗中断となった。幸いアルボンにけがはなかった。マシンは大きなダメージを負い、アルボンは17周で走行を切り上げることになり、自己ベストタイムは1分30秒014で10番手となった。ホンダは「PU(パワーユニット/エンジン)についてはダメージの詳細を確認し、チームと対応を決めていきます」と述べている。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のバーレーンGP初日のセッションは、FP2でのアルボン選手のクラッシュというトラブルはあったものの、それを除くとPUとしては順調な一日になりました。
午前に雨が降り、それ以降も雲で覆われた天候だったため、FP1、FP2共に例年とは少々異なる、低い外気温度と路面温度コンディションのなかで行われました。
予選も決勝も日没後の開始となるため、外気温度また路面温度の推移などに注意し、今日のデータを参考にしながらPU・車体それぞれのセッティングを進めていきます。なお、アルボン選手のPUについてはここからダメージの詳細確認を進めます。
(autosport web)
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