【】4度の王者ベッテルがアストンマーティンF1へ。2021年からの複数年契約を締結
9月10日
セバスチャン・ベッテルが2021年にアストンマーティンF1チームに加入することが正式に発表された。現在のレーシングポイントは、来年からアストンマーティンとしてF1活動を行うことが決まっている。
9月9日にセルジオ・ペレスが今季末でレーシングポイントを去ることを発表、その翌日10日に同チームはベッテルとの契約を発表した。チームは「世界チャンピオンのセバスチャン・ベッテルが2021年以降についての契約を結んだ」としている。
レッドブル・レーシングと共に4度F1タイトルを獲得した経験を持つベッテルは、2020年末でフェラーリとの現契約が切れるのに伴い、同チームを離脱することが明らかになっていた。
「ついに将来についてのエキサイティングなニュースを皆さんと共有することができてうれしい。2021年にアストンマーティンのドライバーになることを非常に誇りに思っている」とベッテルは語った。
「伝説的な自動車会社との新しい冒険が始まる。このチームが今年成し遂げてきた結果に強い印象を受けた。将来はより一層明るいものになると確信している」
「(オーナーである)ローレンス(・ストロール)のこのスポーツに対するエネルギーと強い決意には強い刺激を受ける。僕たちは協力し合って特別なものを築き上げていけるだろう」
「僕はF1への大きな愛を今も変わらず持ち合わせている。そして僕にとってレースをする唯一の動機は最上位で競うことだ。アストンマーティンとともにそれができれば非常に名誉なことだ」
レーシングポイントは今年大きくパフォーマンスを改善、第8戦終了時点でランキング4位で、フェラーリより上位に位置している。
チームのCEO兼代表のオットマー・サフナウアーは「シルバーストンの我がチーム全員がこのニュースに大いに興奮している」とコメントした。
「セバスチャンは実績のあるチャンピオンであり、勝つための物事の考え方を我々チームにもたらしてくれる。アストンマーティンF1チームとしての将来への野望と調和する考え方だ」
「土曜と日曜の午後、セバスチャンは世界で最高レベルの力を発揮するドライバーだ。新たな時代へと進む我々をサポートするドライバーとして、彼以上のドライバーは考えられない。彼はこのチームを次なるレベルに導くという重要な役割を果たしてくれるだろう」
(autosport web)
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