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【】ホンダF1辛口コラム オーストリアGP:期待の大きさとは裏腹に母国GPで思わぬ惨敗

7月9日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、アルファタウリの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レッドブル、アルファタウリの走りを批評します。今回は第1戦オーストリアの週末を辛口の視点でジャッジ。

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「4カ月も待ち続けてきた結果がこれか……」電話の向こう側から聞こえてくる声は沈んでいた。オーストリアGPでホンダが手にした成果は、ピエール・ガスリーがラッキーでつかんだ7位のみだった。日本のさくらの友人は、期待が大きかっただけに、思わぬ惨敗にただただ失望していた。

 この電話は長くなると思った私はシェリーのボトルに手を伸ばしてから、友人をなぐさめ始めた。「(ルイス・)ハミルトンが自分のマシンの幅をちゃんと知っていたら、君たちが勝ったかもしれないのになぁ」とアレクサンダー・アルボンのアクシデントに触れると、電話の向こう側からは「あの子は完走すらできなかったじゃないか」という答え。確かにそのとおり。なぐさめる材料がなくなった私は、シェリーをグラスにたっぷり注ぎ、友人の愚痴に耳を傾けることに専念した。


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