【】メルセデスがワンツー。フェルスタッペンは3番手【タイム結果】F1第1戦オーストリアGPフリー走行3回目
7月4日
2020年F1第1戦オーストリアGPの金曜フリー走行3回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手となっている。
気温21度、路面温度41度、湿度は42%というドライコンディションでセッションがスタート。開始直後は数台のマシンがインスタレーションラップを行い、開始から10分ほど経ったところで、まずはカルロス・サインツJr.(マクラーレン)がタイムを計測。その後各車が続々とコースに出て行ったが、金曜日に3番手タイムをマークしていたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)のマシンからは、ターン1のあたりでまたも白煙をあげる様子が見られた。
1分5秒台のタイムが並ぶなか、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン1を通過した直後に挙動を乱してタイヤウォールにヒットしてしまった。マシンからフロントウイングが脱落しており、セッションは赤旗中断に。
残り時間26分のところでセッションが再開された。この時点でルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分5秒140でトップに立っており、セバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールとフェラーリ勢が続き、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がミディアムタイヤで1分5秒339で4番手に浮上。
その直後にベッテルが1分4秒851、ルクレールがそれを上回る1分4秒703と、フェラーリ勢が2セット目のソフトタイヤを投入して1分4秒台に突入した。その後はメルセデス勢もソフトタイヤを投入し、ハミルトンが1分4秒130とトップに立っている。
フェルスタッペンもソフトタイヤを投入して1分4秒413と3番手に浮上。同じくソフトタイヤを履くランス・ストロール(レーシングポイント)やペレスも1分4秒台のタイムを記録した。
終盤はタイム更新が相次ぐも、最終的にはハミルトンがトップ、ボッタスが2番手というメルセデスのワンツーでセッションは終了。フェルスタッペンが3番手に続き、アレクサンダー・アルボンは6番手となっている。
■2020年F1第1戦オーストリアGPフリー走行3回目 リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1'04.130 | 21 |
2 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1'04.277 | 22 |
3 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1'04.413 | 20 |
4 | 11 | S.ペレス | レーシングポイント | 1'04.605 | 19 |
5 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1'04.703 | 19 |
6 | 23 | A.アルボン | レッドブル・ホンダ | 1'04.725 | 22 |
7 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1'04.851 | 20 |
8 | 18 | L.ストロール | レーシングポイント | 1'04.918 | 18 |
9 | 10 | P.ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1'04.949 | 19 |
10 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1'04.950 | 22 |
11 | 31 | E.オコン | ルノー | 1'05.037 | 11 |
12 | 3 | D.リカルド | ルノー | 1'05.088 | 12 |
13 | 55 | C.サインツJr. | マクラーレン | 1'05.177 | 24 |
14 | 26 | D.クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1'05.290 | 24 |
15 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1'05.363 | 28 |
16 | 63 | G.ラッセル | ウイリアムズ | 1'05.565 | 21 |
17 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1'05.648 | 18 |
18 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1'05.654 | 16 |
19 | 7 | K.ライコネン | アルファロメオ | 1'05.643 | 19 |
20 | 6 | N.ラティフィ | ウイリアムズ | 1'07.049 | 6 |
(autosport web)