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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:2020年F1カレンダー、9月・10月に向け新たに3つの候補地が合意か

6月10日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 年末までに数戦のフライアウェイ・レースを実施できるかどうかが懸念される状況のなか、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)は、テレビ各局から7億6800万ドル(約827億6700万円)の放映権料を受け取る必須条件である年間15レース以上の開催に向けて、2020年カレンダーの代替案を準備すべく作業を進めている。

 新型コロナウイルスによるパンデミックが続いているため、シンガポール、ベトナム、アゼルバイジャンは自国での市街地レース開催を望んでおらず、アメリカ、メキシコ、ブラジルは引き続き混乱の最中にある。また日本でも複数の国際イベントが中止となっている。

 リバティ・メディアは、中国が上海への3000名の外国人客受け入れに後ろ向きであることに驚きを示す一方で、感染症の流行拡大が続くロシアがソチでの開催準備ができていると表明したことには当惑している。バーレーンは開催を望んでいる。他に2レースを計画し、さらにシーズン最終戦候補地としてアブダビを残しておくとしても、FOMは15レース実現に向けて最低でも3レースを確保する必要がある。

 そのため、9月から10月を想定してホッケンハイム、ムジェロ、アルガルベとそれぞれ事実上の合意に達した模様だ。実現すればムジェロとアルガルベでは初めてのF1レースとなる。


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