【】F1公式バーチャルGP第2戦オーストラリアが5日に開催。ルクレール、アルボンなど多数の現役ドライバーが参加

4月3日

　F1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ第2戦がオーストラリアGPの舞台アルバートパーク・サーキットを使用して今週末行われる。現役F1ドライバーを含む、今回エントリーしたメンバーの一部が明らかになった。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年シーズン序盤8戦の延期あるいは中止が確定。シーズンが始まるまでの間にファンを楽しませるため、F1は公式Eスポーツ・バーチャル・グランプリを立ち上げた。レースは、本来のカレンダーに従って開催され、ベトナムGPが行われる予定だった4月5日にバーチャル・グランプリ第2戦が実施される。公式ゲームF1 2019が使用されるため、初開催のハノイ・サーキットは含まれていないことから、今回は中止となったオーストラリアGPのアルバートパーク・サーキットでのレースが開催されることとなった。

　ドライバーたちはひとつの会場に集まることなく、自宅等から参加、このイベントの模様は無料でライブ配信される。配信はF1.com、F1 YouTubeチャンネル、Facebook、Twitchを通して、UTC 4月5日日曜19時（日本時間6日月曜4時）から約1時間30分にわたり行われる予定。今回は、いくつかの国際放送パートナーとも提携、Sky Sports等でも放送されるという。

　バーチャル・グランプリは、予選でグリッドを決定、28周のレースが行われるという流れとなっている。レース終了後には、eスポーツゲーマーによるF1 Eスポーツ・プロ・エキシビションレースが開催される。

　F1は、4月2日時点で、フェラーリのシャルル・ルクレール、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン、ウイリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィ、マクラーレンのランド・ノリスの出場が決まっていると発表した。また、ハースF1チームは、テストおよびリザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディとルイ・デレトラズがエントリーすることを明らかにしている。

　現役F1ドライバーたちの他に、他のレーシングドライバー、スポーツ選手、有名人などが参加する予定で、レッドブルはアルボンのチームメイトにクリケット選手ベン・ストークスを選んだ。フェラーリはルクレールの弟アーサーを起用。また開幕戦に続き、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートが参加することも明らかになっている。

■F1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ第2戦オーストラリアGP　ストリーミング放送
UTC 4月5日日曜19時（日本時間6日月曜4時）

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（autosport web）