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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:カレンダーに中国GPをねじ込むべく苦心するFIA

2月21日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 フォーミュラワン・マネジメント(FOM)とFIAは、F1中国GPを2020年のカレンダーに残すべく、努力を続けている。5000万ドル(約56億円)の開催権料を獲得する思惑からだが、各チームによる投票では、すでに前半最終戦であるハンガリーGPの1週間後に実施する案と、シーズン最終戦であるアブダビGPの1週間後に実施する案が、ともに否決されている。

 上海のレースを2日間の開催という変則的なフォーマットにして、ブラジルGPとアブダビGPの間に置くという最終提案も提示されているものの、各チームはこれも阻みたい意向のようだ。3週連続のレースとなってしまうからであり、特にほぼ真逆のタイムゾーンを25時間以上かけて移動するという負担を、誰も望まないからだ。


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