マクラーレンでエンジニアリングディレクターを務めていたパット・フライ

【】ルノーF1、2月より新シャシーテクニカルディレクターのパット・フライがチーム合流へ

1月28日

 ルノーF1チームは、来週の2月3日(月)にパット・フライを新シャシーテクニカルディレクターとして迎える予定だ。以前マクラーレンで2019年型マシン『MCL34』の設計を監督していたフライは、前テクニカルディレクターのニック・チェスターの後任となる。

 フライは1993年にマクラーレンに加入し、2010年にフェラーリへ移籍するまで17年間在籍した。フェラーリに入ったフライは、期待外れに終わった2014年シーズン末にチームがジェームズ・アリソンをテクニカル・ディレクターとして起用するまで、シャシー部門のディレクターなどを務めていた。

 その後2016年シーズンに短期間マノーでコンサルタントを務めたフライは、2018年にマクラーレンに復帰した。

 2016年に始まったルノーの5カ年計画では、チームは2021年には先頭集団を追ってタイトル獲得に挑戦するはずだったが、数年の遅れを取っているため、エンジニアリングのリソースを強化することにしたようだ。

 昨年末に注目を集めたフライのルノー加入は、フライの下で空力部門の責任者となる元ウイリアムズのエンジニアであるディルク・デ・ビアの加入に続く移籍となる。


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)