【】「フェルスタッペンがこれほど早くレッドブル残留を決めるとは思わなかった」元F1ドライバーが驚き示す
1月10日
元F1ドライバーで現在Sky Sportsの解説者を務めるマーティン・ブランドルは、マックス・フェルスタッペンがレッドブル・レーシングとの契約延長をこれほど早く決めたことに驚いたと語った。また、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが長期的な残留を決めたことにより、ルイス・ハミルトンの2021年以降の選択肢は減ったが、それでも移籍の可能性はゼロではないとの考えを示した。
7日、レッドブルはフェルスタッペンとの契約を2023年末まで延長したことを発表した。2019年末にはフェラーリがシャルル・ルクレールと2024年までの契約を結んだことを明らかにしており、こうした動きが、メルセデスとハミルトンのプランに影響を与えることは間違いない。
メルセデスとハミルトンおよびバルテリ・ボッタスとの現在の契約は2020年末までとなっている。
「フェルスタッペンのニュースを聞いて、私は『メルセデスの短期・中期プランはどうなるのだろう』と思った」とブランドルはSky Sportsに対して語った。
「フェルスタッペンかルクレールのどちらかがメルセデスに加入するかもしれないと私は考えていた」
「今の勢いを考えれば、メルセデスは少なくともあと2、3年は最高レベルのマシンを作るに違いない。それならなぜふたりは彼らと契約しなかったのだろう」
■「ハミルトン&ルクレールのラインアップもあり得る」とブランドル
ハミルトンは2021年以降の活動について決めるのを急いでいないと述べている。2019年末にはフェラーリ移籍の可能性があるという推測が持ち上がったものの、ハミルトンはメルセデスファミリーの一員でいたいというコメントを繰り返している。
「(フェルスタッペンとルクレールの契約延長によって)ルイスの選択肢は減った。それでも彼はたくさんの切り札を持っている」とブランドルは言う。
「ルイスがこの2チームのどちらかに行く可能性がゼロになったわけではない」
「レッドブルに関してはないかもしれないが、フェラーリでハミルトンとルクレールのラインアップが形成されるという考えは妨げられない。ただ、実際にメルセデス・ベンツとの長期契約にまだサインをしていないのであれば、ルイスの選択肢が減ったことは間違いない」
「クリスマスの前に(椅子取りゲームの)音楽が止まり、皆がすでに椅子に座ってしまった可能性がある。まだ明らかにされていないニュースがあるのかもしれない」
「2020年より後の契約についての発表は、私が予想しているよりも早く行われた。マックスは、2020年シーズンの数戦を戦って、レッドブルがチャンピオンを狙えるマシンを作ったかどうかを確認してから検討するものと、私は考えていた」
「予想より早く状況が固まりつつある。他に水面下で何が起きているのか、興味深い」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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