【】フェルスタッペン、フェラーリを抑えて選手権3位に「ホンダと共にいいシーズンを送れた。2020年は王座目指す」
12月2日
2019年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位で今季9回目の表彰台を獲得した。
55周のレースを2番グリッドからミディアムタイヤでスタート、25周目にハードに交換する1回ストップで走った。スタート直後にフェラーリのシャルル・ルクレールに抜かれて3番手に。ピットストップ後、マシンの不調を訴えるが、ペースは良好で、31周目にルクレールを抜いて2番手に浮上、その位置を守ってチェッカーを受けた。
フェルスタッペンは、ルクレールとの選手権3位争いを制し、メルセデスのふたりに続く位置を確保して2019年シーズンを終えた。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
シーズンを表彰台で締めくくることができてうれしい。ドライバーズ選手権でフェラーリのふたりを上回って3位を獲得したのも素晴らしい結果だ。
今日、メルセデスとルイス(・ハミルトン)は速すぎて届かなかったが、僕らチームは戦略とピットストップに関していい仕事をしたし、マシンもとてもよく機能していた。このサーキットで2位というのは上出来だと思う。
ペースがよく、全体的に見て他のドライバーたちよりかなり速かったので、それもうれしい。
シーズンを振り返ると、僕のハイライトはオーストリアだと思う。ホンダのV6時代初の勝利を飾れたことは感動的だったし、チームのホームコースで大勢のオランダ人ファンの前で勝てて最高の気分だった。
努力し続けて、いいシーズンを送ることができた。ホンダも大きく改善したと思う。彼らとの最初のシーズンに満足できる。
チームとして来年はさらに前進していき、タイトル争いに加わりたい。前とのギャップを縮めるために全力を注いで作業に取り組む必要がある。この数戦には大きな進歩があり、素晴らしい形でシーズンを締めくくることができた。これからは今後のことに集中し、2020年により一層競争力を高めることを目指していく。
(autosport web)
マックス・フェルスタッペン関連記事
- フェルスタッペン、ブレーキ故障で2年ぶりのリタイア「残念だが、ここまでの9連勝を誇りに思う」レッドブル/F1第3戦
- Q3で初めてトップに立ったフェルスタッペン、2番手に0.270秒差「自分でも驚いた。ポールは予想外」レッドブル/F1第3戦
- フェルスタッペン、“正しくないセットアップ”で0.381秒差の2番手「フェラーリは速い」/F1第3戦金曜
- 王者フェルスタッペンの戦い:レッドブルの強さにライバルたちも意気消沈
- レッドブル&HRC密着:2戦連続1-2フィニッシュで圧勝。終盤はリスクを冒さず冷静にバックマーカーを処理
- 勝者フェルスタッペンが100回目の表彰台「予想以上のロングスティントをうまく管理して走った」レッドブル/F1第2戦