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【】パドック裏話:過酷なスケジュールでF1スタッフは満身創痍。ブラジルGPに行かない関係者多数?

11月12日

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。2019年F1第18戦メキシコGP&第19戦アメリカGP編です。

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 2019年シーズンも19レースを終えて、残りはあと2戦。だが、F1メディアの一部の人々にとって、残すは1戦のみとなった。ルイス・ハミルトンがドライバーズ選手権獲得を決めて、両タイトルの争いが終結したため、かなりの数の報道関係者がブラジルへは行かないのだ。実際、ハミルトンがオースティンで決着をつけたことは、彼らに大いに歓迎された。

 ブラジルはヨーロッパからは遠く、移動を含めると5日間の旅程になる上に、航空券も高価だ。それでも、もし彼がアメリカでタイトルを勝ち取れなければ、多くのジャーナリストたちが、駆け込みでブラジル行きのブッキングを余儀なくされていただろう。

 さらにメキシコでの出来事も考えると、ブラジルへ赴かずにすむのは、彼らにとって本当にありがたいことだった。

 今季後半戦のスケジュールは、過酷としか言いようがない。しばらくヨーロッパ時間(シンガポールも含めて)で過ごした後、日本GPに向けて東へ飛び、今度は15時間の長距離フライトの末にメキシコシティとオースティンの連戦を迎えたのだ。その間、いったん自宅へ帰る人も少なくなかったが、そうなると時差によって体にかかるストレスはいっそう大きくなる。


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