【】予選Q1でクラッシュのアルボン「馬鹿なミスをした。風の影響で体勢を崩した」:レッドブル・ホンダ F1ロシアGP
9月29日
2019年F1ロシアGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ1走行中にターン13でコースオフし、バリアにクラッシュ、そのまま予選を終えた。そのため順位は19番手にとどまった。
Q1での1回目のアタックラップではロバート・クビサのスピンの影響を受けてしまい、再度アタックにいった際に、ターン13でリヤのコントロールを失い、後ろからタイヤバリアにヒットした。FP3で1分34秒371で7番手だったアルボンは、予選タイムは1分39秒197にとどまっている。
金曜にアルボンのマシンには最新スペック4の新品ICE(エンジン)が入れられており、そのため5グリッド降格のペナルティを受ける。他者のペナルティの関係で、土曜発表の暫定グリッドではアルボンに18番グリッドが与えられている。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=19番手
僕に言えることは、FP3でのマックス(・フェルスタッペン)のように、プッシュしていてリヤのコントロールを失ったということだけだ。あの時、あそこのコーナーは追い風で、その影響を受けた。今のF1マシンは、挙動が乱れると立て直すのが難しい。
馬鹿なミスをしたものだ。そうとしか言いようがない。本当に悔しいよ。今週末はまだ十分な自信を築けておらず、FP1からずっと苦労していた。それでもうまくいき始めていた。感触が多少よくなり、予選に向けてリズムをつかみ始めていたところだった。このサーキットは自信を持てないコーナーがひとつあれば、どのコーナーにも自信を持つことができない。予選まで僕はそういう状態だった。
後方からのスタートになるが、前向きな気持ちでいるよ。ロングランではマシンがいい感じだったし、ここはオーバーテイクできるコースだからね。後方からスタートして順位を上げていけた例があるから、明日は全力で戦うつもりだ。
(autosport web)
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