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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:ドライバー候補が枯渇したトロロッソ、2020年はラインアップを維持へ

9月13日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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スーパーライセンス獲得に高い壁
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 トロロッソ代表のフランツ・トストは2020年に向け、現在のラインアップであるダニール・クビアトとピエール・ガスリーのコンビを継続しそうだ。

 トストは、「レッドブルの若手傘下ドライバーたちがF1昇格に必要なスーパーライセンスポイントを取得することを期待していない」という。

 現在、エストニア出身のユーリ・ビップスは、FIA-F3選手権においてトップ3を巡る争いから脱落してしまった。アルボンはガスリーよりもフェルスタッペンに対して優れたペースを見せており、彼の代わりとなるドライバーはいない。

 レッドブル・モータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコとしても、レッドブルからトロロッソに降格させたふたりのドライバーにもう1シーズンを託さねばならないだろう。

 しかし、来シーズン以降はFIA-F3の角田裕毅やユーリ・ビップス、リアム・ローソンらが2020年末までにF1昇格への十分なポイントを獲得した場合、2021年の様相は完全に変わるはずだ。


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