【】レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン、最後尾から8位獲得「ペースは上位勢と同レベル。接触がなければ彼らと戦えた」
9月9日
2019年F1イタリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは8位入賞を果たした。
フェルスタッペンはスペック4パワーユニット(PU/エンジン)投入による降格で19番グリッドからスタートした。1周目1コーナーでの混乱のなかでセルジオ・ペレスと接触、フロントウイングにダメージを負い、緊急ピットインをすることに。この際にノーズ交換を行うとともに、タイヤをミディアムからソフトに交換、最後尾に落ちた。10番手走行中の27周目にミディアムタイヤに交換、13番手でコースに復帰、そこから順位を上げていき、8位でフィニッシュした。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=8位
スタート直後、ターン1へのブレーキング時にセルジオのリヤタイヤに当たり、フロントウイングにダメージを負った。ウイング交換のためにピットインしたが、レースを続けることはできた。単独走行だったから、とてもいいペースで走れたよ。
何台もオーバーテイクしたけれど、(27周目に)ピットストップした直後にバーチャル・セーフティカーが導入されたのはついてなかった。そのために、追い抜いた3台か4台が僕の前に戻ることができたんだ。もう一度彼らをオーバーテイクしたものの、それがタイヤに負担をかけて、終盤、ペレスの後ろで足止めされることになった。彼はストレートでとても速かったので、結局オーバーテイクすることができなかった。
パワーユニットはペースの向上をもたらしてくれているけれど、さらに向上を図るため、努力し続けていく。
(スタート直後の)ターン1での出来事を考えれば、そこから8位でフィニッシュしたというのは悪い結果ではない。グリッド後方からスタートすると、アクシデントが起こる可能性が高いから仕方ないよ。
この2戦で苦労するだろうことは最初から分かっていた。次は通常どおりのレースウイークエンドを過ごして、上位とのギャップをさらに縮めていきたい。
(自身の公式サイトに対して語り)スタート直後、前の集団に引っ掛かってしまい、左に寄ったら、ペレスのリヤタイヤに接触した。レースペースはとてもよかったが、最大の結果を出すことはできなかった。後方からスタートし、ストレートで速いマシンに引っ掛かってしまうと、なかなか難しい。
次は上位からスタートしたいね。そうしたら集団のなかで苦労することはないだろう。
(Crash.netに語り)スクリーンで見て、上位勢のラップタイムは知っていた。それほど差がなかったよ。渋滞に引っ掛かっていない時のタイムは、あまり変わらなかった。(1周目の接触がなければ)上位勢と戦えたと思う。あまり相性のよくないコースでそれを確認できたのは心強い。
今回はレースを通して、すべてがついてなかった。でもなんとか最後まで走り切って、ポイントを稼ぐことを目指し、それを達成した。次からはパフォーマンスに集中していけるだろう。
(autosport web)
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