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松田次生のF1目線:日本にいたときのガスリーは、「こいつは天才だ」と思っていたのに……

8月13日

 フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、現在はスーパーGTでニスモのワークス車両でGT500を戦い、スーパーフォーミュラではチーム監督としてKCMGを率いる松田次生がF1について語る連載企画。F1第11戦ドイツGP、2019年F1第12戦ハンガリーGP編です。

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 ドイツとハンガリーの2戦は、追われる立場のドライバーのメンタルが出たと思いますね。荒天のドイツではメルセデスが、ハンガリーではマックス・フェルスタッペンがと。今、ルイス・ハミルトンとフェルスタッペンの実力はかなり拮抗しているように見えます。その中で勝敗を分けるのは戦略とメンタル面ではないでしょうか。

 それにしてもハンガリーでのメルセデスのストラテジストはすごいですね。あれはシューマッハーがよくやっていた戦略で、見事でした。通常、前にいる方はコントロールできるけど、後ろから追う方はタービュランスもあってタイヤがタレるんです。だったら履きかえてフレッシュエアの中を温存しつつ攻めようと。終盤の2台のトラクションの差は歴然としていましたから、フェルスタッペンは抑えようがありませんでした。

 ただドイツに関しては、マシンの特性の違いも大きく出たと思います。メルセデスはグリップがいい時はピカイチだけど、少しダンプコンディションになるとピーキーさが出てきます。グリップが抜けた時の不安定さが大きく、ちょっとした挙動変化でダウンフォースが抜けるように見えますね。


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