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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:WECを撤退したSMPレーシングがF1チーム買収に興味

7月17日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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億万長者がハースの状況を注視
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 SMPレーシングはWECからの撤退後、F1チームを買収して2021年からグランプリレースに参戦することを検討している。ロシアのSMPレーシングは、LMP1クラスに参戦していた数少ないプライベーターチームのひとつだったが、トヨタのハイブリッドカーに有利なルールが継続されることに失望し、フルシーズンエントリーを撤回した。

 そのため2台のマシンそれぞれが8戦のみ参戦したことになる。セルゲイ・シロトキンが、ルノーとマクラーレンのリザーブドライバーとしてではあるものの今もF1に関わっており、ロバート・シュワルツマンがFIA-F3で素晴らしいポテンシャルを見せていることから、SMPレーシングの創設者で億万長者でもあるボリス・ローテンバーグは、彼のドライバーたちをF1に参戦させるためにチームを買収する可能性について調査している。

 ジーン・ハースはますますF1に失望しているため、チームのエントリーの売却を希望しているかもしれない。そうなればSMPレーシングと良好な関係にあり、彼らのLMP1マシンの設計製造を行なっているダラーラがともに後を引き継ぐこともあり得る。


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