2019年F1第8戦フランスGP ロマン・グロージャン(ハース)

【】グロージャン「母国のファンの前でリタイアするのはつらかった。一度基本に立ち返ることが必要」:ハース F1フランスGP日曜

6月25日

 2019年F1第8戦フランスGPが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは17位、ロマン・グロージャンはリタイアに終わった。

■リッチ・エナジー・ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=17位

2019年F1第8戦フランスGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 話すべきことは、あまりない。金曜のプラクティスを終えた後、予選は厳しいかもしれないけど、レースでは悪くないはずだと思っていた。

 だが、残念なことに、その予想は外れた。レース全体を通じて、フィールドの最後尾付近を争っていて、それ以上どうすることもできなかった。

 現時点での最大の課題は、言うまでもなくペースだ。時々どうしようもなくペースが遅いことがあって、今日はその典型的な例だった。

ロマン・グロージャン 決勝=リタイア
 クルマのポテンシャルは全て引き出したが、それでも十分ではなかった。バランスは悪くないと感じるのに、ただ単純にものすごく遅いんだ。いったん基本に立ち返って、あらゆることを分析し、トライして理解する必要がある。本当にひどい苦戦を強いられた。

 母国の観衆が見ている前でリタイアするのはつらかったけれども、結果として、いくつかのコンポーネントを壊さずにすんだ。

 いずれにしても、今日の僕らはポイント圏内には遠く及ばなかったのだから、リタイアは正しい判断だったと思う。

(Translation:Kenji Mizugaki)