ロレンツォ・バンディーニ賞を受賞したジョビナッツィ

【】【動画】アルファロメオF1のジョビナッツィ、ロレンツォ・バンディーニ賞を受賞。イタリアでF1マシンのデモ走行も

6月20日

 アルファロメオF1チームのアントニオ・ジョビナッツィは、2019年シーズン、コース上では成功を収められずにいる。第7戦終了時点での彼の最高位はバーレーンGPの11位であり、その次はアゼルバイジャンGPでの12位だ。

 そのジョビナッツィが、ロレンツォ・バンディーニ賞を授かった。
 この賞は1967年のモナコGPで、炎に包まれるアクシデントにより亡くなったロレンツォ・バンディーニに由来するもの。バンディーニ賞はF1関係者に贈られる賞で、毎年6月にイタリアのブリジゲッラで授賞式が行われる。

 ジョビナッツィは、2011年にHRTに所属していたビタントニオ・リウッツィ以来のイタリア人F1ドライバーだ。

 この賞はこれまで、ミハエル・シューマッハーやフェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン、ジェンソン・バトン、ジャック・ビルヌーブ、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグが受賞してきている。

 6月15日、1万5千人以上のファンが詰めかけるなか、ジョビナッツィは2019年のアルファロメオカラーのF1マシンで、ファエンツァのポポロ広場からブリジゲッラのカルドゥッチ広場までを走行。その後、マシンは地元F1ファンのために展示された。

 賞は、過去12カ月間におけるチームや受賞者の功績を認めて授けられる。ジョビナッツィの他、アルファロメオF1チームからテクニカルディレクターのシモーネ・レスタ、トラックエンジニアのセビ・プホラール、空力責任者のヤン・モンショーらも受賞している。



(grandprix.com)