【F速プレミアム】ライコネン観察日記：モナコで300戦目の祝福を受けたキミ。「あらゆる手を尽くしたんだが、やはり逃げ切ることはできなかったよ」

6月7日

　長年キミ・ライコネンの「番記者」を務めるフィンランド人ジャーナリストのヘイキ・クルタ氏が見た、アイスマンの言動をお送りするF1速報web限定連載。スペインとモナコでポイントを逃したライコネンにいまの心境をインタビューした。

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　ポイント圏内にも届かずにレースをフィニッシュするのは、キミ・ライコネンにとって久しくなかったことだ。アルファロメオに移籍してきたアイスマンは、このところF1キャリア最初期の「やり直し」をさせられているようにも見える。

「レースの週末には、毎回ベストを尽くそうと努めている。もちろん、今日も全力で戦ったが、今週末の僕らには、これ以上の成績は望めなかった」と、モナコGPを終えてライコネンは語った。

　このところアルファロメオはひどい不振に陥っており、スペインとモナコの2戦では1ポイントも獲れていない。コンストラクターズ選手権の順位も9位に後退し、もはや下にいるのはウイリアムズだけだ。

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