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【】【新連載】F1歴史アーカイブス:計29回達成しているホンダのワンツーフィニッシュの軌跡
5月24日
様々なF1データをひも解きながら、現在と過去の歴史を読み解く新連載コラム。前回に引き続きホンダの数字と記録についてモータースポーツライターの林信次氏が語る。
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前回の補足として、ホンダF1活動の具体的な戦績をもう少し詳しく見てみよう。
出走 | 台数 | 優勝 | 表彰台 | PP | FL | |
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第一期(1964-68年) | 35戦 | 46台 | 2勝 | 5回 | 1回 | 2回 |
第二期(1983-92年) | 151戦 | 387台 | 69勝 | 149回 | 73回 | 55回 |
第三期(2000-08年) | 155戦 | 453台 | 1勝 | 19回 | 3回 | 0回 |
2015年〜 | 86戦 | 182台 | 0勝 | 2回 | 0回 | 3回 |
PPはポールポジション=予選1番手、FLは最速ラップ=決勝レース中のベストラップタイム樹立、を意味する。データは2019年第5戦スペインGP終了時点のもの。
マクラーレンとタッグを組み参戦した2015年〜2017年。マクラーレンと離別後、トロロッソとともに戦った2018年。そして参戦5年目となる2019年は新たなパートナーとしてレッドブルとタッグを組んでいる。今年は、圧倒的強さを誇るメルセデスを追う存在としてフェラーリ以上に善戦している感が強いレッドブル・ホンダだが、数字・記録にはなかなかそれが表れにくい。
かつてはメルセデス自身もそうだった。フェラーリやレッドブル・ルノーを脅かしていたメルセデスが突如勝ち始めるのは2013年のこと。そしてひとたび勝ち始めるや、数年間それが続くことが多い。2000年代前半のフェラーリがそうだったし、1990年代半ばのウイリアムズ・ルノーもそうだった。
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