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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:年間ベストレースとも評されるメキシコGP、2020年の開催に一縷の望み
5月22日
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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観客で満員となるサーキットであってもカレンダー落ち
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メキシコGP主催者であるCIE(コルポラシオン・インテルアメリカーナ・デ・エントレテニミエント)の広報担当者は、地元のESPN提携メディアに対して、新たに当選したアンドレス・ロペス・オブラドール大統領が今後F1には補助金を投じないと発言した後に、メキシコ政府との交渉が決裂したと述べた。
メキシコGP開催のためには、過去5年間で3700万ドル(約40.89億円)の費用が支払われてきた。メキシコの人々がさらに1年間レースを地元に残しておけるかもしれない唯一のチャンスは、来年4月に予定されているベトナムGPまでにハノイ市がコース整備を終えられない場合だ。
F1のCEOであるチェイス・キャリーが来年もレース数を21のまま変更しないと表明しているため、この場合はメキシコがあと1年、これまでよりもはるかに少額の開催料で開催することになる。
そうならないかぎり、F1は最も人気の高いレースのひとつを失うことになるだろう。アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスのグランドスタンドは常に満席で、メキシコGPはパドックで働く人たちによる投票でも一貫して年間ベストレースに選ばれ続けてきた。
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