【】【ホンダF1辛口コラム プレシーズンテスト特別編】トップ争いする上で、レッドブルに足りないもの
3月11日
2019年からレッドブルとトロロッソの2チームにパワーユニットを供給するホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。今回はバルセロナテストの状況を辛口の視点でジャッジ。
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ホンダはいまや言い訳できない立場にいる。勘違いしたチームと3年間を共に過ごし、その翌年に組んだ相手は、兄弟チームのために新人ドライバーを育て、実験的なパーツを試す役割を果たしているだけのチームだった。しかし、2019年、ホンダはF1のトップ3に入るチームのパートナーになった。成果を出すことが求められるのは当然のことだ。
「ハイブリッド時代のF1に遅れて参入したマニュファクチャラーにとって、レッドブル・レーシングと提携するのはいいことなのだろうか」と4年前に尋ねられていたら、私は「とんでもない!」と即答しただろう。
かつてダブルタイトルを連覇したレッドブルは、毎シーズン、優勝を飾りながらも、エンジンパートナーのルノーを非難し続け、勝利を失うたびに、パワーユニットに競争力がないと責めたてた。そんなチームが、ホンダに理解を示し、協力的な態度をとるわけがない。当時なら、私はそう考えただろう。
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