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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:パディ・ロウ解雇を検討中のウイリアムズ。約14億7000万円の追加費用で財政圧迫

3月7日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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3月末にパディ・ロウの解雇を決断か
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 7日、ウイリアムズF1チームはパディ・ロウが“個人的な理由”で休職すると発表したが、ウイリアムズの関係者によると、パディ・ロウが3月末で解雇される可能性が非常に高いということだ。ロウがウイリアムズの技術部門を引き継いでから2年が経ったが、過去2シーズンにおけるチームのパフォーマンスの大幅な落ち込みと不振についてロウは非難を受けている。

 またロウの解雇には、1000万ポンド(約14億7000万円)の費用がチームにかかるという噂がささやかれている。息子であるランス・ストロールにレースをさせるためにチーム買収を検討していたローレンス・ストロールから、ロウが譲り受けたチームの株式を買い戻す必要があるのだという。

 しかしウイリアムズの予算は2019年の推定予算からすでに3000万ポンド(約44億1000万円)不足しており、ロウを解雇することで会社の財政はさらに逼迫することになる。しかしチームには、強固なリーダーシップを持つ若手が直ちに職務を引き継ぐのであれば、ロウなしで改善を図ることができるという強い信念があるようだ。


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