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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:ピレリテストの若手起用禁止で、一部チームの財政に大打撃

2月28日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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タイヤテストでの収入源を失うF1チーム
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 FIAが各F1チームに対し、ピレリタイヤのテストに経験豊富なドライバーを起用することを強制する決断をしたことで、一部のチームは財政面において重大な事態に陥っている。

 それらのチームはテストの機会を豊富な資金を持つ若手ドライバーたちに売っているからだ。その中で、おそらくトロロッソは最も大きな影響を被っているチームだ。

 ショーン・ゲラエルとの契約は、バーレーン、バルセロナ、アブダビでのレース後のテストにおける3日間の走行と、4回のフリー走行1回目セッション、それにピレリテストでの4日間の走行が含まれており、非常に高い利益をもたらすものになっている。

 現在ゲラエルは契約の再交渉をおこなっており、他のチームでの走行の可能性についても検討している。彼の父親は、彼が2020年にF1でレースができるよう準備を整えることを決意している。それは彼がスーパーライセンスに必要なポイントを獲得できたらの話だが、その可能性は非常に低いままだ……。


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