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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:イギリスの『合意なきEU離脱』の可能性に戦々恐々するF1チーム

1月24日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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メイ首相の早急な対応を望むF1チーム
2019年の物資輸送に混乱が起きる可能性
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 英国が3月29日に欧州連合(EU)を協定なしに離脱する可能性が急速に高まっている。英国政府と欧州委員会の間で交渉された離脱協定が英議会で否決されたのだ。

 そのことから、英国に運営拠点を置くF1の7チーム(メルセデス、レッドブル、ルノー、ハース、レーシング・ポイント、マクラーレン、ウイリアムズ)は、大きな懸念を持っている。

 英国とEUの間に協定がないと、人材や物資の移動に非常に長い時間がかかることになり、ヨーロッパラウンドの間にマシンとエンジンをひとつのレースから次のレースへと移送する過程に重大な影響が及ぶ可能性があるのだ。

 そのため英国拠点の各チームは、テリーザ・メイ首相に少なくともF1業界のために早急な対応を促す書簡を送ることを検討している。

 各チームはそれが2019年の世界選手権を不必要で複雑な混乱なしに戦う唯一の道だと考えているのだ。


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