マクラーレンからF1にデビューするノリスは、サインツJr.を超える成績を残したいと語った

【】マクラーレンのノリス「すべての予選と決勝でサインツに勝ちたい」とF1デビューイヤーに意気込み

12月13日

 2019年にマクラーレンからF1にデビューするランド・ノリスは、このデビューシーズンに快進撃を果たしたいと願っている。

 マクラーレンの育成プログラム出身であるノリスは、FIA F2を経てF1に昇格することが決定。チームメイトは、自身よりも経験豊富でルノーから移籍してきたカルロス・サインツJr.だ。

 ジュニアカテゴリーで成功し、2018年シーズンのF2でドライバーズランキング2位となったノリスは、F1で野心的になり、自身の主張を発していくという決意を持っている。彼は、1年目のシーズンで上位を目指すという大きな目標を掲げていると認めた。

 スマートフォンの『OnePlus 6Tマクラーレンコラボモデル』発表会で、ノリスは「僕の理想の目標は、すべての予選と決勝でカルロスに勝つことだ」と語った。

「今の時点では非現実的な目標だけど、僕は可能な限り最高の仕事をするつもりだ。その目標への準備ができるように、できるだけの準備をする」

 ルーキーとして様々な挑戦に取り組まなければならないノリスにとって、厳しい目標であることは明らかだ。

「毎年新たなシリーズに参戦すると、僕のチームメイトはそのシリーズで1、2シーズンの経験を持っていた。だけど、カルロスはF1で5年目を迎えようとしている。これは大きな違いだ」

「僕にはシンガポール、モントリオール、メルボルンなどまだ走ったことのないコースがある。それにモナコのようなコースでは、F1マシンで直線コースを高速で走るのは常に簡単なことではない」

「でももちろん、僕は彼に勝ちたいし、それが僕の狙いであり目標なんだ」

 2019年のグリッドには、イギリス出身のルーキードライバーがもうひとり存在する。2018年のF2王者であるジョージ・ラッセルも、ウイリアムズで彼の実力を証明することになる。

 必然的にこのふたりは多くの批評にさらされることになり、ノリスはそれがプレッシャーの原因のひとつになると見ている。

「どちらかといえば、比較される相手がいると分かっていると、よりプレッシャーになるだろう」

「もし彼の調子がとても良くて、僕にいろいろな面で勝ったら、僕にとって良い状況にはならない」

「僕が唯一のルーキーで、チームメイト以外とは比較されないということだったら、たとえ調子が酷くても僕はヒーローのように見えるだろう」

「でも彼がF1にいることは素晴らしいし、来年のレースをとても楽しみにしている。どこのグリッド上にいようとね」


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)