2018年F1第16戦ロシアGPではノーポイントに終わったルノーF1
【】ルノーF1の不振にプロストが深刻な懸念。「チームの戦闘力が退化している」
10月3日
前戦ロシアGPでは、まったくいいところのなかったルノーF1。同チームのスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、「このままではシーズン終盤に、戦闘力がいっそう落ちて行く恐れがある」と、深刻な懸念を表明した。
2019年シーズン用のマシン開発に資源を集中させ、現行マシンのアップデートを終了したのが最大の理由だが、それはライバルチームも程度の差こそあれ同様だ。2018年シーズンはコンストラクターズ選手権選手権で、トップ3に次ぐ4位に付けるのを目標にしているルノーF1。しかし5位のハースにじりじりと迫られ、現在11ポイント差しかない。
「車体もパワーユニットも、来年に向けての開発しかしていないのは確かだ。だがライバルたちと比べて、相対的に戦闘力が落ちている」と、プロストは仏カナル・プリュスのインタビューでコメントした。
「特にここ数週間の落ち込みがひどい。本来なら3強チームとの差を詰めるべきだったのが、逆に引き離され、ハースやフォース・インディア、ザウバーにもかなわないレースが続いている」
プロストがひときわ心配しているのが、パワーユニットの退化である。
「ハースやフォース・インディアの躍進は、明らかにフェラーリやメルセデス製パワーユニットの進化にも助けられている。車体性能では、決して大きな遅れはないと信じている。しかしパワーユニットに関しては、同じリズムの進化ができていないね」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Kunio Shibata)カルロス・サインツJr.関連記事
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