【】ホンダF1、新トラックレコードで復帰後初ポール「レッドブル、マックスと共に勝ち取った成果。優勝につなげたい」と田辺TD
8月4日
2019年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得、ピエール・ガスリーは6番手だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは13番手、アレクサンダー・アルボンは12番手という結果だった。
FP3からフェルスタッペンとメルセデスがトラックレコードを更新し合う激しい戦いに。予選Q3はフェルスタッペンとルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスの争いになり、最初のランでフェルスタッペンはメルセデス勢とは0.2秒以内の差で暫定ポールの座についた。2回目最後のランで3人ともが自己ベストタイムを更新するなか、フェルスタッペンは2位ボッタスに0.018秒差の1分14秒572で首位を守った。
フェルスタッペンにとってはF1キャリア初のポールポジションであり、ホンダにとっては2015年のF1復帰後初、2006年オーストラリアGP以来のポール獲得となった。
Q3に進んだフェルスタッペンとガスリーは決勝をミディアムタイヤでスタート、Q2で敗退したアルボンとクビアトはスタートタイヤを自由に選択できる。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日の予選ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手がすばらしい走りを見せ、自身のキャリア初となるポールポジションを獲得してくれました。フェルスタッペン選手にはおめでとうと言いたいです。
また、レッドブル・レーシングのシャシーとホンダのPUでそれを成し遂げられたことを非常にうれしく思っています。オーバーテイクが非常に難しいハンガロリンクでのポールポジションを、明日のレース結果に結びつけたいと思います。
その他のマシンも、ガスリー選手が6番手、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台が大混戦の中で12番手、13番手と、4台すべてがポイント獲得可能なポジションにつけることができました。明日もチームとともにベストを尽くします。
(autosport web)
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